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仁「お前…記憶を…!?」
瑠衣「…名前以外、覚えてません。…でも、何か大切な物を
忘れているような…」
仁「大切な…物、か。」
杖道「とりあえず、医者を呼ぼうか。」
医者「これはこれは…まさか記憶喪失になるとは…」
仁「なぁ…瑠衣は記憶を取り戻せるのか…?どうなんだ…?」
医者「回復の見込みは低いかと…」
仁「ッ…そう、か…」
杖道「なにか、お手伝いできる事はありますか?
私達にできる事なら、なんでもします。」
医者「そうですねぇ…できれば、なんですが…
「糸の破片」を持ってきてくれるとありがたいのですが、」
仁「…糸の破片?」
杖道「それは、どういう物で?」
医者「糸の破片とは、失った記憶を取り戻せる事ができるような
物で…」
仁「…それは本当か?」
医者「えぇ、確証は保証します。」
仁「そうか。」
杖道「…どこにあるのでしょうか?」
医者「鈴蘭畑にいる、「メディスン・メランコリー」と言う妖怪から、
糸の破片は貰う事ができます。」
仁「メディスン・メランコリーって…あの毒を操る妖怪じゃねぇか。」
杖道「メディスン・メランコリーを知っているのか?」
仁「あぁ。瑠衣から聞いたことがある。あいつは幻想郷の事について
詳しいからな。」
鈴蘭畑にて
メディスン「今日は静かでいいな〜…」
バサッ
メディスン「静かじゃなさそうな人が来た…」
仁「邪魔するぞ。おい、メディスン・メランコリー。糸の破片
をくれ。」
メディスン「糸の破片?分かった、けど…
どうして普通の人間が使うのかしら?」
仁「…俺のダチだよ、」
メディスン「そう…それはさぞお辛い事でしょう。
それじゃあ、これを差し上げます」
糸の破片を差し出す
仁「感謝する。おい、おっさん戻るぞ。」
杖道「あ、あぁ…」
病院にて
瑠衣「…………。」
目がピクリと動く
医者「起きましたか。調子はどうですか?」
瑠衣「だいぶ…でも、腕が…」
医者「腕は、無理に動かしたらまた状態が悪くなってしまいます。
1週間は、動かさないほうが…」
瑠衣「そう…ですか。」
ガチャッ
仁「瑠衣、入るぞ。」
瑠衣「…誰、ですか?」
仁「そうか、自己紹介がまだだったな。俺は司波仁。」
杖道「私は枯柳杖道だ。」
瑠衣「司波さんに、枯柳さん…」
医者「ッ…!糸の破片は、もらえたでしょうか…?」
仁「あぁ。しっかりな。」
医者「ありがとうございます…これで、瑠衣さんの
記憶を取り戻せます…!」
瑠衣「…記憶?(ボソッと)」
仁「…瑠衣、何か言ったか?」
瑠衣「いえ…別に何も…」
杖道「そうか。」
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