突然の出来事に一瞬何が起こったか分らなかったが、すぐに気が付いた。自分を洞窟に引きずり込んだのが、あの猿だということに。
「キィ!」
その猿の力は人間よりはるかに強く、女の子では振りほどくことが出来なかった。猿は片手で声が出せないよう口をつかんでいた。そしてもう片方の手を、女の子の着物の中に入れてきた。
「やっ……うぐっ」
強い力で口を押さえられ、声が出せない。その間に猿の手が、女の子の着物を開き、胸が露わになった。そしてそのまま猿の手は、女の子の胸の先にあるきれいなピンク色のつぼみを、ゆっくりとつまんだ。
「っ!?」
女の子は猿の指に思わず反応しながら、心の中で考えた。そんな、どうして!? わたしはこの子を助けてあげたのに……、と。しかし、人間が助けたつもりでも、猿の方が助けられたと考えているかどうかはわからない。さらに、この猿は一匹だけの生き残りで、交尾相手がいなかった。そのため、ありあまる性欲をぶつける相手を探していたのだ。おまけに、この猿は、猿同士の交尾の仕方を知らなかった。この猿が参考にしたのは、村人たちの性交の様子だったのだ。
そういうわけで猿は、人間がするように、女の子の乳首をゆっくりと愛撫し始めた。
「んっ……、やっ……」
女の子は猿に乳首をつままれ、思わず声が出てしまう。しかし猿の力は強く、口を押さえられて声が出せない。猿はしばらく指でもてあそんだあと、首をのばして女の子の乳首に舌をはわせ始めた。
ちゅぱ……、ちゅぱ……、くちゅっ……、 女の子の乳首が猿の唾液によってぬらぬらと光る。その刺激で女の子の乳首も次第に大きく固くなり始めた。そしてそれは、女の子にも変化を起こさせた。最初は恐怖や嫌悪感で引きつっていた顔が、だんだんと上気し始めてきた。それとともに体も汗ばんできたようだ。
猿は女の子のそんな様子を見ると、さらに激しく乳首をしゃぶった。そして、手を女の子の下半身に伸ばす。女の子は足を閉じて抵抗したが、もちろんまったく役に立たなかった。
そして次の瞬間、猿の手はまず女の子の太ももの感触を楽しむかのように、ゆっくりと撫でまわしたあと、徐々に足の付け根に向かって這い上がっていった。そしてついに、その手が下着の上から一番敏感な部分に押し当てられた。
くちゅっ……、 と女の子は濡れてしまっていた。猿の愛撫に感じていたのだ。そして猿の手は下着の上からその部分を撫でまわし始めた。
くちゅ……、くちゅ……、くちゅ……
女の子は必死に声を我慢していたが、それでも体は反応してしまう。猿の指の動きに合わせ、腰が動いてしまうのが分った。
やがて猿は女の子の腰巻きをほどき、ついに女の子の下半身があらわになった。猿は直接女の子の一番敏感な部分に触れてきた。
くちゅっ……、くちゅ……、くちゅ……
その指の動きに合わせて、女の子の体も上下してしまう。やがて猿の手はだんだんと激しく動き始めた。そして、ついに女の子が達しようとしたその時だった。
猿はその指をさらに奥へと進めた。女の子は思わず腰を引こうとしたが、すでに腰が抜けてしまったように体が動かない。そして猿の手はとうとう女の子の後ろの穴に到達してしまったのだった。
ぐちゅっ……
女の子は自分でも触れたことのない場所に触れられ、恐怖で声を上げてしまった。
「んっ!」
しかし気にした様子もなく、猿はゆっくりと、その穴に指を入れ始めた。
ぐちゅっ……、ぐちゅ……、ぐちゅ……
女の子の後ろの穴からはどんどんと液体があふれてくる。それは猿の動きを容易にした。そしてついに指が全部入ってしまった。
くちゅっ……、くちゅっ……、くちゅっ……
最初はゆっくりと動かしていた指だったが、徐々に早くなっていく。女の子はもう立っていられないほど感じてしまっていた。そしてその瞬間に――
びちゃっ!大量の液体を放って、女の子は膝をついてしまった。その間にも、後ろの穴に入れた指は激しく動かされている。
くちゅっ……、くちゅ……、くちゅっ……、くちゅっ……
やがて女の子の体が痙攣し始めた。そして次の瞬間――。
びくんっ!! と大きく体が跳ねたかと思うと、そのまま倒れこんでしまった。どうやら気を失ってしまったようだ。しかしそれでもなお、猿はしばらく女の子の股間を刺激していたが、やがて穴からゆっくりと指を引き抜くと、今度は自分の大きく膨らんだものを女の子のお尻の方にあてがったかと思うと、一気に押し入れた! ずぶぶっ……
その大きさに、気絶していた女の子も思わず声を上げた。しかし猿は構わず腰を振り始める。そしてついに――
どぴゅっ! 猿の一物から大量の液体が放たれた。それはすべて女の子の中に注ぎ込まれた。
満足した猿だったが、女の子を逃がさず、そのまま洞窟の奥へと連れて行った。
「たっ、助け……っ!」
女の子の声がむなしく洞窟に響いた。
(続く)
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