僕の存在証明
「よし!着いたぞ。」
「わぁ!久しぶりに来た気がします!」
ーそういえば、最近友達を家に招いたことなんてなかったな、、、
「たしかにな〜」
「それじゃあ!お邪魔します!」
「ただいま〜」
「んあ?おかえりー!って、澪桜くん!?どうして澪桜くんが!?まだお化粧してないのに!?!?」
「えっとぉ、大丈夫ですか?」
「大丈夫だよ!全然!ちょっと!玲太!なんで来るってこと言ってくれなかったの!?」
「言わなくてもいいだろ、別に」
今日も普通に玲菜がうるさい。
ー澪桜の前くらいは静かにしとけ。
「あの、僕。お姉さんと妹さんに言いたいことがあって来ました!」
「えっ?私と玲莉?ちょっと待ってて、玲莉のこと呼んでくる! 」
そういうと玲菜は大声で、「れいりー!!!」と叫んだ。
すると嫌そうな顔をうかべる玲莉が言った。
「うるさいよ、お姉ちゃん。もうちょっと静かにしてくんない?近所迷惑。」
「ごめんごめん!でも、澪桜くんが私たちに話したいことがあるらしいよ!」
そういうと玲莉は嫌そうな顔をやめて、なんだろうと疑問を浮かべる顔になった。
「えっと、澪桜さん。なんでしょうか?」
「実は、夏休みの時に僕の実家に行くんですが、皆さんも行きませんか?」
そう澪桜が言うと、玲菜はすぐに答えを出した。
「えっ!行く行く行くー!!!!!」
そうすると玲莉は怒りながら答えた。
「お姉ちゃん、うるさい!私も行きます。」
そういうと澪桜は天使のような笑顔を浮かべて言った。
「ありがとうございます!」
その後、玲太の家で遊んで遊んで、遊びまくった。ゲームをしたり、勉強したり色々なことをした。
ふと、疑問ができた玲太が澪桜に聞いた。
「なぁ、夏休みに実家に行くって話したけど、何日に行くんだ?」
そう聞くと、澪桜は考えてから言った。
「みなさんの都合のいい日にちで大丈夫ですよ!」
「俺達は特に予定がないから何日でもいいぞ。」
「うーん、それなら、××日にしませんか?」
「うん、おっけー」
「時間はえっと、僕の実家は結構遠いので、○時○○分でいいですか? 」
「うん。大丈夫だと思うぞ!」
「わかりました!それならその日に行くとおばあちゃんに言っときます!」
「ああ、ありがとう!」
「いえいえ!こちらこそ!」
次回、実家に行きます。