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噂の怖い話

3 - コックリさん編

2023年11月06日

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♡10行かなかったけど続き出すよ!

ある日の放課後私は、先生に内緒で友達と学校に残っていた。

理由は簡単。

コックリさんをやるためだ。

文字が書いた紙と、10円玉はもう用意してあった。後は、開始するだけ。

私は、10円玉を鳥居の上に置いた。

それからみんなで、指を10円玉の上に置いた。

開始だ。

「コックリさんコックリさん、おいででしたらはいに移動してください。」

嫌な予感がする。

案の定、はいの方へ移動してしまった。

友達が

「続けるね」

という。

私は、仕方なく友達の言うことに従った。

「コックリさんは何ができるの?」

その質問に対してコックリさんは

「ひ、と、か、し、ぬ、の、を、て、つ、た、う、こ、と」

恐怖のあまり、みんなが手を離してしまった。

馬鹿馬鹿しい帰ると言って、支度をし始めてしまった。

私たちはコックリさんの本当の終わり方を知らなかったのだ。

翌日、コックリさんをやった友達が次々に失踪してしまった。

私が、あの日いた最後の1人だ。

次は私が狙われる。そう言う予感がした。

放課後の帰り道、背後にずっと気配を感じていた。

何だろう?と振り返っても誰もいない。

だが、前を向いたら、さっきまでいなかった狐がいた。

まさか!と思ったがコックリさんなわけない。

そしたら、急に狐が喋り出した。

「あなたも、コックリさんやったでしょ?コックリさんの本当の終わり方知らないくせに」

「儀式はまだ終わっていない」

「私は、コックリさん本人さ」

「あなたのお仲間全員、私が食べた」

「私は死ぬのを手助けするために現世に来ているだけだから」

「あなたが最後の人」

「さよなら。それと、ごちそうさま」

私の意識はその言葉を最後に途絶えた。

降霊術など容易にやるようなことではない。

手が出せないような、危険な霊を呼び出してしまう可能性があるのだから。  

おしまい

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