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本日、異世界22日目!
ダンジョン討伐を明日にした理由は、今日は一旦イガタウンへ行って、エルザさんを迎えに行こうと計画していたからだ。
心配してるはずやし、こちらの事情も伝えたいしね。
カグヤ様号ジェットバージョンでもイガタウンまでは半日かかる。
それに今日中に戻って来ないといけないから、少し早めに出発する。
「カグヤ様!今日は往復になります。
すいませんけど、よろしくお願いします!」
「おーけー!
MPさえ切れんかったったら楽勝や!
せやさかい、ユメは濃厚なサポートを頼むでぇ!超濃厚なやつや!」
「承知です!
ほんじゃ、みんな行くよ!」
「「「「承知!!♡☆」」」」
ほんまに快適やなぁ!
カグヤ様はノンストップで半日飛び続けられるんです。すごいスタミナ!
「ユメ!見えてきたぞ!」
「はい、帰ってきましたね!」
いつも通り、岩陰に一旦着陸してから、街に向かう。
門を通過しとにかく、冒険者ギルドに到着!
「サラさん!ソフィアさんいますか?」
「はい、支部長室にいますよ。
勝手に行っていいですよ!
支部長からそう言われてるんで。」
「ありがとうございます!
行ってきます。」
「ソフィアさん!
あ、エルザさんもいたんですね!
ただいま戻って来ました!」
「おー、ユメ!戻って来たか!
エルザがもう心配してうるさいんだよ。
それでどうだった?」
「はい、カナール皇国の状況ですけど、これこれこうで……。」
知ってる情報やこれからの計画などを順番に説明してゆく。
「そうか。そんなことになってたのか。
まあ、最悪の事態は避けられたってことだな。」
「本当にありがとうございます!
サイモン兄弟がグルになっていたとは……。
あいつら、許さない。」
「エルザ!もういいよ。
あとは皇国がなんとかするはずだし、私は黒の軍団に入れたし。
まあ、途中は辛かったけど、今は結果オーライかな?へへへ☆」
「エマ様!そう言ってもらえると救われます。」
「それはそうと、エルザさん。
今日は報告だけじゃなくて、エルザさんを迎えに来たんです。
カナール皇国に一緒に戻りませんか?
もちろん王都ですけど。」
「え?いいのかい?」
「はい、そのために来ましたから。」
「ありがとう!ありがとう!」
すごく嬉しそう。来て良かった。
「でも、今日中に戻らないといけないんで、すぐに出発しますけど、いいですか?
まだ、皇国内の処置が終わってないので、皇王様から外出の許可はいただいてるんですけど、日中だけの制約があって、夜には戻らないといけないんです。」
「わかった。もちろんお願いします!」
「ソフィアさん、そういうことなんで、当分、カナール皇国にいることになると思います。
あと、すいませんけど、キースさんとザークさんに伝えてもらえると助かります。」
「ああ!わかった。お前も忙しいな。
まあ、姫様がなかまだからってカッコつけて無茶しないことだな!頑張ってこい。」
「ありがとうございます!
では、また戻ってくるんで!
エルザさん!行きましょう!」
「はい!よろしくお願いします!」
「みんな、行くよ!」
「「「「承知!!♡☆」」」」
いつものように門を出て、岩陰までダッシュ!エルザさんはついて来られるんやな!
「エルザさん!僕たちは隠密スキルを使いますので、見えなくなります。
なので、エルザさんをおんぶしますね。
あと、これから、カグヤ様号で移動するんですけど、乗る時にフォーメーションがありまして。
そのですね。
長旅になりますので、鎧を着たままだと、いろいろ不便がありましてですね。そのー。」
「あ、脱げばいいんですね。」
「あ、はい。そうしてもらえると助かります!
無理言ってすいません、」
「あ、いや、こちらこそ申し訳ない!
すぐ脱ぐから待ってて!」
ものすごいスピードで装備一式を外していく。
脱いだ下はすごく薄着で、というかほぼ下着やん!
しかも脱いだら、やっぱり、バインバインやった。これまた、脱いだらすごいのよ!
「装備は預かりますね。
マジックポーチに入れておきますので。
それじゃ、おんぶします!」
むにゅ!むにゅむにゅ!
ほえー、すごい弾力!
鍛えてる身体ってこんな感じなんや〜!
また、違った感触が〜!
「お頭〜☆変な顔してるよ!」
「そんなことない〜!言わないで〜!」
恥ずかしいやんか!もう!
「カグヤ様!お願いします!」
「おーけー!帰りも濃厚なの頼むでぇ!」
「承知です!それじゃ、みんな!隠密!」
「「「「承知!!♡☆」」」」
「ほな、行くでぇ!」
カグヤ様号ジェットバージョンで皇国へとんぼ返りです!
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