錯踪のギルド~心の渦に囚われ嘆く~
1話 噂
いつからだろう。
奇妙な噂を自分だと錯覚してしまったのは。
そのことを今思い返す。
そういや、あの時…それで仲間と別れたんだっけ…?
いつからだっけ。
あの子が突如居なくなったのは。
そのことを思い返す____
[███元気かな]
と、1つ呟く。
生きてるかな…大丈夫かな。
この話は このふたりが[思い返した]空想の物語。
主人公 暁野 菜華 (あけの なのは)
性別 女
能力 氷(2つ目 不明)
ランク A
性格 思い込みが激しい
所属ギルド PROMISE
その他 ギルドの役職 アタッカー
相棒 明来 氷波 (あく こおは)
性別 男
能力 炎
ランク B
性格 優しい 物静か
所属ギルド PROMISE
その他 ギルドの役職 剣士
ギルド仲間 逢結 愛実(あいゆ つぐみ)
性別 女
能力 闇
ランク B
性格 不明
その他 ギルドの役職 聖者
敵
姵亜 楓華 (べあ ふうか)
性別 不明
能力 雷
ランク 不明
性格 不明
その他 ギルドの役職 不明
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(随時追加予定)
〖〗心の声
[]発している声
3年前
ギルド PROMISE では___
氷波[ねー、愛実〜]
愛実[はいはーい?]
氷波[奇妙な噂知ってる?]
愛実[…うん。 確か水の能力者でダンジョンで好き勝手暴れてるんだよね?]
氷波[そうそう、! さすが愛実〜!]
愛実[えへへっ なんてったってわたしは聖者だし!]
氷波[そうだね〜]
菜華〖…もしかして…私のこと? 思い当たることはしてないけどな…〗
菜華[皆おはよ]
氷波[なのはおはよ]
愛実[なのちゃんおはよ!]
愛実[さっきね___]
菜華[依頼来てないか見てくるね!]
氷波[えっ、あーうん。]
(菜華が去る)
氷波[…なんだったんだろ]
愛実[今日は珍しくやる気なんでしょ]
(菜華が戻ってくる)
菜華[依頼あったよー!]
愛実[お!どーゆーの?]
菜華[魔王を倒して欲しい…っていう]
なんでこんな依頼がきたのかなあ。
氷波[俺らそんな強くないけど]
菜華[それな]
菜華[ギルドランクSはいってるけど…]
愛実[いや凄いことだからね?]
愛実[前居たギルドSどころかAもいかなかったから]
他ギルドとは違うここのギルドだけの繋がりをギルドの皆は感じた。
菜華[そうなんだ…]
菜華[…じゃ]
皆[行くか。]
皆で出発した。俺らは思わかなっただろう。
あいつが…菜華が…
(ギルドから出)
氷波[看板を変えよっと]
氷波は ギルド PROMISE 依頼解決中
に 変えた。
愛実[ところでどう行くの?]
菜華[そんなん位置を把握するよ]
菜華 は 位置情報 を探索できる 炎歌 を使い、特定した。
菜華[できた。こっち]
氷波&愛実[はーい]
in 森の中
菜華[あれ?こっちじゃない…こっちでもない]
おかしいな…。確かにこっちのはず。
愛実[なのちゃんが迷うの珍しくない?]
菜華[…ごめん。迷った]
氷波[1%の確率をひいたか… なんかあった?]
心当たりなんてない。なのに…なんで。
菜華[ううん。なんも無い… でもこっちの方角であってるはずなんだけどな…]
氷波[…魔法 1の未来]
と、氷波が魔法を使えば
氷波[反対方向だけど]
菜華[あれ。]
こっちの方角であってる… もしかして
劣化した?
愛実[もしかしてほんとに1%の確率ひいた?]
菜華[かも…氷波 お願い出来る?]
氷波[もちろん ついてきて。]
行動中…
菜華〖おかしい…こんなこと今まで無かった… あの噂多分私の…?〗
菜華〖…幻覚が見える。敵、?〗
菜華[炎舞 踊る炎]
愛実[ちょっとなのちゃん!?]
氷波[凍復 解凍]
菜華[まだ倒れないの?]
あの敵は愛実の周りを囲っている…。
愛実[何言って…]
菜華[愛実。いや…]
菜華[不愛美]
愛実[へ、?]
氷波[菜華落ち着けよ]
と、氷波が言った瞬間
菜華[へ、?]
菜華が浮いた。
???[お主を我が館へご案内しよう。 お主らは自力で来ること。まあ無理だろうがな]
嗚呼。この会話でさえ懐かしい。
ここであいつが攫われたんだっけ。
菜華[…助けに…きてね]
と、菜華は少しづつ目から雫をこぼす。
少しは抵抗して欲しかった。
抵抗する余裕は無いようには見えなかったけど。
なかったんだと思う。
愛実[もちろん]
氷波[待っててね]
菜華[うん。待ってるね]
菜華が連れていかれる瞬間の涙は…
何故だろう。
氷波が魔法をかけている訳でも無い。
魔術でも無い。
じゃあなんだ。敵の魔術とでもいうのか?
氷波[言っとくけど俺じゃないから]
愛実[知ってる]
氷波[行く?てか行ける?]
愛実[うん。行こう。]
悩んでいる場合では無かった。
俺らは仲間が連れ去られことへの怒りが半端なかったから。
そこから2人は分岐道で別れた。
愛実は 右 へ。 氷波は 真っ直ぐ。
愛実[聖者って闇属性持ってていいものなのかな。]
と、愛実が呟きながら進んでいる。
2人は再開した。どうやらどっちの道に進んでも
だったらしい。
まんま嵌められたという顔をしている2人。
現代に戻る___
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