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【主視点】
あー…土の中で寝てたら雨降ってきた
…結構みんな近めに寝てて真上の木の枝で純。近くの墓の死体で303。わざわざゴミ持ってきて近くで寝てる鎌。
土だと水が染みてくるから相性サイアク。みんな雨と相性悪いんだけどね。あれ?長屋の方から話し声??
声的に一年は組かぁ……なになに?
今日の遠足が雨で中止。てるてる坊主で晴れにしたい。お菓子食べれない……こりゃ晴れにするしかねぇわよ
『ねぇ、晴れと言ったら?童謡またはお子様系でお母ちゃんといっしょでもある曲』
「”手のひらを太陽に”であります」
「”青のすみか”やろ」
「”にじ” ですね。」
『じゃあ見栄え的に…にじにしよっか。』
にわのシャベルが 一日ぬれて
雨があがって くしゃみをひとつ
くもがながれて 光がさして
みあげてみれば
ラララ にじが にじが
空にかかって
きみのきみの 気分もはれて
きっと明日は いい天気
きっと明日は いい天気
せんたくものが 一日ぬれて
風にふかれて くしゃみをひとつ
くもがながれて 光がさして
みあげてみれば
ラララ にじが にじが
空にかかって
きみのきみの 気分もはれて
きっと明日は いい天気
きっと明日は いい天気
あの子のえんそく 一日のびて
なみだかわいて くしゃみをひとつ
くもがながれて 光がさして
みあげてみれば
ラララ にじが にじが
空にかかって
きみのきみの 気分もはれて
きっと明日は いい天気
きっと明日は いい天気
にじが にじが空にかかって
きみのきみの 気分もはれて
きっと明日は いい天気
きっと明日は いい天気
きっと明日は いい天気
よーし、晴れた。え?どうやったのか??
まずは上空から来る水を止めてぇ、上空の雲に水を吸わせたら水の足りない地帯に風で送れば完了。
ツッコミどころが多い?知らんよ。自分で理解出来るくらいまで頭で訳せ。
水を止めるは僕がやって、
吸わせるのは鎌がやって、
水の足りない地帯の座標特定を303が、
風を送るのは純がやれば完了よ。
これでもわかんない?もう知らんわ。
でも一年は組の全員がこっちに来て質問攻め…教師達も来た…よしこういう時は……
逃げるのみ!!!!!!!!!!
『イダバッ!!!!!!』
「ぷに”ゃ”?!」
「せ、先輩!?!?」
「おい待てやこのクソ共が」
鬼の形相で純を掴む303と鎌を全力で掴む純と僕を掴む鎌。なんだこれ
「純!!どういうつもりですか???」
「イヤだ!この先輩は自分一人で対応できないのであります!!!」
『自分に任せて先に行けとか格好つけて言えないの??ちなみに僕に構わずに先に逝ってね!2人共!!』
「ふざけないでください!その場合は主様も道ずれです!!」
『純は風邪も引いたことないから馬鹿でしょ?つまりは離して馬鹿純くん!』
「こら!!!主様!!!」
「なっ!バカは風邪ひかないんじゃなくて風邪ひいた事に気づかないだけであります!!!」
「普通ツッコミどころはそっちですか!?!?」
「クソ主が!!!!人を傷つけちゃアカンって道徳で教えたはずやろ!!!」
『掟は破るためにあるもの!つまり、破っていいんだよ。目の前に掟がある限り!!!』
「こんの!バカ主!!!アホ主!!!」
『あ!目の前に虫が見えるじゃろ?』
「見えるじゃろ?であります!」
「アレは真似しなくていいんですよ、純。」
『虫共がひとつのものに縋り付くために他の虫を蹴落としていく…ハハハハ!!虫が人のようだ!!!つまりはその逆もまた然り!!!!人がゴミ虫のようだ!!!』
「虫にゴミ着いとるやんけ」
「オマケでありますよ。お得なオマケ。」
「いらないオマケですね。」
『かめかめ波ーーーーー!!!!!』
「主殿!かめかめではなくかはかは波であります!」
「言いにくいので”ガハハ”でいいのでは?」
「それテレ玉くんの”ガハハ”やん。”かめはめ波”やろ。なんやねん”かはかは”って。言い難いにも程があるやん、限度があるやん」
「先輩怒ってない?」
「逃げようとしたことに怒っとんねん」
『ドーリームキャッチャーーーー!!!!』
「にーきゅん何やってるの?」
あ、タソガレドキ忍者の組頭?だっけ?僕のお友達だぁ!
「粉もんさん!」
「雑渡さん!」
『雑渡ぽん!』
「にーきゅん何やってたの?すっごい遠くまで聞こえてたよ?」
『えーっと、修行みたいなもん。この辛い現実から逃げるために色々なことを試みていた最中。』
「……止めた方がいいと思うけどね、そういう後ろ向きな修行。で?雨をやませたらしいね。どうやったの?」
『ピって止めて、グって上げて、バって位置決めて、サって連れてっただけだよ』
「……???」
『……あれ、おっかしいな話が前に進まないぞー?さながら努力しても報われない人生のごとく前に進まないぞー?』
「そういう悲しいこと言うのは止めなよ、にーきゅん…」
『うーん…非科学なことをして科学的に連れてったから説明が難しくて擬音しか使えないの!誰がどうやったらこの時代の人に雲のでき方と天気の読み方、雨の原因という科学的な事と、どうやって雨を止めた、どうやって雨を上げた、どうやって座標を決めた、どうやって連れてったのかという非科学的な事を一発で説明できる???』
「まず、無理でしょうね。雲の正体や存在することによっての利点すら知らない人間には。」
「自分よく雲の上にいくのでありますな!」
「お前のそれは非科学的やろ。」
「科学的に変えた結果、非科学的なモノである自分が出来たのでありますからセーフ!」
「アウト!お前のソレ自体が非科学的になっとるやん!自然と化学遺伝子をよく見てこいや!」
『あれ、おかしいなー?結局話が前に進まないぞー?さながら昔の女を引きずってる男のごとく前に進まないぞー?』
「自分はそんな男を女は馬鹿ねと笑って許してくれればいいなと思うのであります」
『女だってね、好いた男の過去には嫉妬するし初めての女になりたいって思うものなんだ……』
「お前らは例外やろ」
「そうですね。初めてとかどうでもいいです。欲に忠実になればすべてが楽です」
「お前は欲に忠実過ぎんねん!!」
『そうだよ鎌。もっと自重をした方が開放された時に最高な気分になれるんだ』
「クソ主は欲まみれやろが!!」
『ハッ!今なら愛欲の園をやってもいいかもしれないというお告げが来たかもしれないから今ならやっても怒られないのかもしれないのかもしれない』
「かもしれなさ過ぎでありますよ。4回もかもしれないを使い回さないで欲しいのであります」
「主様、かもしれないとは…確定ではなく不確定要素であり、感や想像によって予測されるものですので宛にしない方がよろしいかと思われます。」
『全くもう!鎌は細かいんだからぁもう』
「細かくないやろがい!!」
『いいや、細かいね。さながら玉ねぎをみじん切りにする時に涙を流しながら愛情を込めて一生懸命切ってる人の涙の粒と触れてる酸素1粒以上に細かい。気にしない方がいいと思うよ。僕は』
「お前は例えが極端に細すぎんねん!」