遊「それでもいいんじゃないか」
『え、?』
遊「それを言ったらこの国だって今戦争中だ」
遊「自分のために嘘を塗りたくって人を人としてみてないどうしようもない国だ。それに対して罪悪感もなにもない」
『そこと比べたら私はマシだよーって言いたい訳?w』
遊「いや?マシってかさ………まぁそれもあるけど、」
『でw?なに』
遊「前やったこといちいち考えててもしょうがなくないか?」
『でも、私は』
遊「過去に戻れる訳でもないしさ。それに自分が全部悪って考えてるのもよくないぞ」
『………あぁ、もう』
『こうやって慰めてくれるから大丈夫だって思っちゃうなぁ〜……』
『まぁ、ちょっと楽になったかも。…アリガト』
遊「どういたしまして?」
『……しばらく、ここにいてもいいですか?』
遊「もちろん、客人は歓迎だ=3=」
『ありがとっ』
これが、私と遊真が初めて笑顔を見せ合った時。
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遊真side
シュナがここに来てから二年が経とうとしてた
初めは魔女であるシュナをみんな怖がってた
今は少しずつそれがなくなってきてる
このまま行けばシュナはここで楽しく過ごせるだろう。
だから、おれはやっぱり決めた
ニホンに行くと
遊「……シュナ」
『遊真?どうしたの?』
遊「おれ……ニホンに行くことにしたんだ。レプリカとも相談して」
『…え、日本に?』
遊「だからシュナはここに残って…」
『……行く』
遊「ん?」
『私も一緒に行く。だって私、遊真のお姉ちゃんだし』
遊「………」
まさかシュナがそんなこと言うなんて思ってなかった。
シュナは自分のことを裏切り者と言った
ここに残るって言うと思ってた
遊「わかった。”お姉ちゃん”」
『ふふっ』
レ「玄界に行くまでの準備は私がやろう。」
『ありがとう、レプリカ』
レ「ただ、準備と玄界に行くまでフタ月ほどかかる」
遊「それでもおれはいく」
『…私も』
レ「承知した」
そして、おれとシュナの玄界への出発が決まった
短くてごめん