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私のレナという名前は今のお母様が付けた名前ではない。付けたのは私の本当のお母様だ。なぜこんな名前をつけたのかは分からないが、お母様に「強そうな名前ね。」と言われたことがある。
「無断に許可もなく、高級貴族、国王陛下を監視したことを心から反省しています。決して高級貴族、国王陛下に殺意などは抱いてはおりません。サーバー・サラもそうです。私達は高級貴族、そして、国王陛下に憧れを持ち、将来このような人達と、もし暮らすのであればどのような上品さを学ぶ為に社会勉強としてこの行動に移しました。このことに関してはどのような言い訳をしても通じないと存じています。私はこのようなことをしてどのくらい叱られるのか、も知りました。もう2度とこのようなことをいたしません。ここに反省の意を記します。」このくらいかな、私は手紙を書機終わった。陛下、許してくれるかな、そんな事を考えながら、ベッドに入った。いつもより眠れない、どうか、許してくださいますように。
翌日の午後四時、いつものようにサラ様を誘い、図書室に向かった。「ねぇ、レナ様、手紙かけました?私、『このような罪を犯してしまい誠にすいませんでした。』までしか書けないわ!レナ様書いてくださらない?この前の数学の問題を教えてあげるから。」「反省の意は自分で記すものですから私は書けません。あと、あの数学の問題はもう解けました。でも、新たな難問の穴に入っているのです、」「その問題も教えてあげるからさぁ、あらすじだけでも書いてよ、写しでもいいからさぁ、」「それなら‥….、いいですよ!でも、写してもいいけれど少し加工しておかないと、写したことがバレてしまうわ、」「さっすが、レナ様!甘い!」「褒め言葉ですか?」「うーん、どちらでもない!」私って甘いのかな、次回からはもっと硬くしないと!私は図書室のドアを開けたそこになんと、ハンス様がおられた。「やぁ!レナ、サラ嬢!」「ハンス様、図書室にいらしていたんですね。失礼します。」「私が呼んでおいたのよ!せっかくだからね! いつも二人じゃ飽きてしまうわ!」サラ様は得意げに言った。サラ様ってどのような時にお誘いするの⁉︎「あっ!『メイジェルとグレイテル』ですわ!ハンス様ってこのようなものがお好みなんですね!」「あはは、よくわかったね!スペイン語なのに….。」「私はスペイン語が得意なの!フランス語もね!」フランス語は挨拶しか分からないでしょ⁉︎「あと、数学!将来は数学者かもね⁉︎」気取りすぎだよ….。でも、確かに数学はすごい。あの難問を30分で解いてしまうなんて、「そうかい、姫達、そうだ!『メイジェルとグレイテル』第一章を読み聞かせしてあげようか?」「ハンス様お優しい!お言葉に甘えて!ね!レナ様!」「あ、うん、」私は冒険物を読みたかったけれど、『誰とでも仲良く』ですよね!そうして私達はハンス様に読み聞かせしてもらい、二人で私の部屋に向かった。私の手紙を取りに。「レナ様ありがとうございます!折れ一つなく持ってくるわ!では!また明日持ってくるわね!バイバイ!」元気だなぁ。