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体がだるい…冷たい…と言うかここ何処?

普段はポジティブ思考の西園寺だが体がしんどいのでマイナスなことしか考えれない

何かがガシッと心を捕まえている。よく分からないがドロドロしている…気持ち悪い

ーー!ーーー!!

どっかで誰かが叫んでいる。

ーー西園寺。ーーーか?

さっきとは違う人が俺を呼んでいる。知り合いの中で苗字呼びは彼奴しかいないだろう

すまん。ちょっと痛いぞ

この声は…静鈴のじいさんだろう。痛い?俺に何するんだ?

ドン!! ドン!!

「っ!?うぐっ!!」

背中に大きな衝撃が走った。それも2発なのでめっちゃ痛い。でも、なんか…体が軽くなった気がした




「うっうぅ〜……」

「連!大丈夫!?」

「なんか…背中が痛いし瞼がめっちゃ重いんじゃけど… 」

「まぁあんなに泣いてたらな…」

「泣いた!?俺物心着いた後から泣いたことないのに!」

それは知らねぇよと麻村は言い冷えたタオルを渡す。お茶を飲んだ後いつの間にか寝ていたと思うのだがいつ俺は泣いたんだ?てかいつの間に麻村が来ていたんだ?

「具合はどうかね?」

「あっじいさん。うーん…まぁお茶飲んだ時よりかは大丈夫だな。なんか体スッキリしてる」

「そうかい、なら良かった」

ふー…と和幸は一息をつきぐるりと周りを見る。今気付いたが双子もいるようだ

「さて、蓮君が起きたので改めて聞こう。君達は何処まで知っているのかね?」

沈黙が走る。鐘有は冷や汗をかいて麻村は俯くどうやら俺が寝ている間に何かがあったらしい

「えと…何を何処まで知っているんだ?」

「鐘有家やあの三人兄弟のことじゃよ。まさかこっそりと調べていたとは…」

「ははは………」

なんと爺さんに俺らが調べていたのをバレたのだ。怒られるのか?俺ら…?

「別に怒っている訳ではない。悪いのは偽りの歴史に改変した人達だ」

「いつ…わり?私達が教えられてた事は嘘だったの?」

「ムム?それを調べたのでは無いのか?」

「いや、違う。俺達はあの三人兄弟は俺の先祖なのかを調べている」

「ほう、何故その考えに至ったのだ?」

「それは…その……」

咲叉が自分の叔父に似てると言ったら更に問い詰められるだろう。何せ咲叉が写っているものはないからどうやって咲叉を見たのか気になってしたがないしそもそも咲叉は生きていないので咲叉の幽霊が見えると言う事になってしまい変人扱いになってしまう

「まぁそれは訊かないでおこう」

じいさんの心が寛大でよかった〜と子供達は思った

「で、その…偽りの歴史?の事なんだけど…」

「おぉそうじゃったな。ちょっと待っててくれ」

そう言い席を外した。少し待つと古めかしい本を一冊持ち戻ってきた

その本の表紙には「鐘有家ノ記録」と書いてあり漫画と同じぐらいの厚さがあった

「これは?」

「俺が見た本とは違う…」

「こんな物家にあったんだ……」

鐘有も知らなかったということは何処か分からない所に隠していたのだろう

「私がこれを見つけたのはまだ若い頃だった。衣替えをしてついでにいらないものを捨てようとした時に見つかった」

本を開き後ろのページの所で開く

「…大人には言わないと約束してくれるか?」

「「なんで?」」双子が興味津々できく

「大人達は偽りの歴史の方が本当の事だと信じてやまない。この事を言えば、君達を迫害するだろう」

「『親』なのに?」

和幸は首を縦にふる

「聞きたいか?本当の歴史を」

「聞きたい…いや、知りたい」

これは本心であった。多分、これをきいたら後戻りはできないだろう

「俺も知りたい。俺の地元の歴史だ、知らないといけない」

「私も同感」

春菜が言いウンウンと秋奈も頷く

「そうかい、あとは…静鈴だね」

「……僕は」

目を閉じ俯く、その後うんと頷き

「僕も知りたい」と言った

「そうか。では、話そう」



ずっと昔、この地域なら有力の家が二つあった

一つは「鐘有家」。もう一つは「麻村家」。

仲が良くこれからの将来為と更なる友好関係を築く為にそれぞれ当時の当主の子供を結婚させようとした。

そんな中当時の鐘有家の当主の息子、正久は麻村家の三人兄弟の末っ子咲叉と大変仲が良く、ことあるたんびに一緒に遊んでいた。それは周りの人達にも分かっており彼らを微笑ましく見ていた。そしてこの2人を付き合わせたら二つの家は安泰になると思われていた。しかし、咲叉は正久の兄、正門と付き合う事になった。麻村家の当主は正久の方がいいと鐘有家の当主に言ったが鐘有家の当主は無視をし殆ど強引に咲叉と正門を結婚させた

「えっちょっといい?流石に酷いじゃん!何で正門と付き合わせたの!?当時の当主どうなってんだよ!」

「ちょちょ秋奈静かに!!確かにそうだけど!」

普段はあまり声をあげない秋奈が声をあげ当主を非難する。しかし、死人に口なし。責めても返事は来なかった

「と言うか秋奈?それより前の事に反応した方がいいんじゃね?咲叉が麻村家の人だったんだぞ?見ろよ麻村を」

「…………????」

「思考停止してるぞ?麻村」

「…いや、違うだろ。違う麻村家の方だろ?本家とか分家とか……」

「仮にそれでも咲叉はお前の先祖になるだろ? 」

「????????」

「ダメだこりゃ」

5人の中でまともの類に入る麻村が口が空いていることも分からないまま考えるのを辞めてしまった。そして鐘有だが…

「ハハハ…ハハ……ハハハハハ」

「やばい静鈴も壊れちまった…」

唯一まともなのは俺なのか…と蓮はカオスな状況から逃げたくなった

「ほほっ少し休憩するかのぉ」

賑やかな状況に和幸は少し頬を緩ませた

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