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『だから、おめでとう』


はあ、なんだよそれ。


シラブ「はぁーーーーーーー。」


俺は思いっきり大きくため息をついた。


もっとこう…!なんというか、

なんで白布くんなの!とかお兄ちゃんのポジションとらないで!とか…色々、言われたり

ショックを受けてしまうんじゃないかって

思ったんだ。


『なんでため息?

ため息つくと幸せが逃げちゃうよ〜〜』


そう言って美樹は笑う。


そうだな、そうだよな。

俺は牛島さんに憧れて白鳥沢に来た。 


『白布くん、やっぱり悩んでたんだ?

ここは素直に誇りに思わないとっ!』


こいつの言う通りだ。

俺は何をくよくよと何日も悩んでたんだろう

美樹はバレー部のスタメンメンバーの厳しさや

みんなが今までしてきた努力を

近くで、瀬見さんの事をずっと見てきた。


『ほんとに凄いことだよ〜〜おめでとう』


美樹はもう一度笑って、俺を見て言った。


ほんと誇りに思うよ。


シラブ「…ありがと」


『もっと喜んでる顔しなよ〜〜』


バンッと背中を美樹に叩かれる。

喜んでるつもりなんだけどな。


あ〜。ほんと!!


俺、白鳥沢に来てよかったなぁ!!


白鳥沢学園恋愛日誌

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