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そこで、あれっとわたしは気づく。
みつきちゃんの寮の部屋はわたしと同じ。
机もとなり。
ベッドもとなり。
でも、今朝はみつきちゃんの姿を見かけなかったような·····。
「みつきちゃん、どこ行ってたの?」
「えっ!」
ビクっとかたまって、目を白黒させるみつきちゃん。
変なの。
「そ、それは·····」
人差し指をくるくるさせながら、みつきちゃんは言った。
「えっとね、ひ・み・つ」
「もう〜何それ〜〜〜」
「ふふっ、かわいい」
ぷくっとふくらませたわたしのほっぺに、みつきちゃんは手を伸ばした。
「ほら、パンくずついてるよ」
「えへへ」
わたしは照れかくしに笑って、それから思い出した。
そうだ、みつきちゃんにミーちゃんのことを教えてあげなきゃ!
「あのね、すごいんだよ、ミーちゃん! 「今注目のアイプリランキング」が十一位になったの!」
「へ、へぇ〜」
みつきちゃんはキョロキョロと目を動かしながら言った。
「ソウナンダ·····」
「すごいな〜、かっこいいな〜、私もミーちゃんみたいになれたらな〜」
「え?」
みつきちゃんは、ちょっと考えながら言った。
「じゃあ·····、チャレンジしてみる? アイドルプリンセス、アイプリ」
「えっ、アイプリ!?」