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次回も読みます♡(キショッ=͟͟͞͞(꒪⌓꒪;)引。)
やぁやぁ
ソ日帝もいいよね?🥺
では、いってらっしゃい!
日帝「ねぇ、ソ連って寝ないの?」
結局、夜どうし喋っていると気付けば朝日が部屋を照らしていた。
横に足を組んで座っているソ連は、私が翼を手入れしているのを見ながらまだ酒を飲んでいる。
ソ連「悪魔は寝なくても生きられる。」
天使もそうだろ?
日帝「まぁ、確かに……」
あ、そうだ!私やらないといけない事が……
ソ連「そうか。」
「そういや、天使って何するんだ?」
足を組み直して、私に目を向けた。
日帝「んー、なんだろう、」
天界では、死ぬはずじゃなかった人を地上に戻したり……
地上では、あの世に行く人にリングをかけてあげるんだよ
ソ連「リング…?お前の頭に浮いてる奴か?」
日帝「うん、まぁそんな感じ?」
悪魔でいう角みたいな、ね!
目を輝かせて指で角をつくり頭に当てる。
ソ連「…………」
変なやつ。(((ボソ
気持ち目を逸らし、酒を1口。
どうやら地獄耳らしく、それを聞いた途端翼の手入れをやめる。
日帝「……ジー」
ソ連「……なんだよ。?」
どうせまた答えないだろうと思いながらも、無愛想な返事をした。
日帝「……くすッ、笑」ニコッ
そうだね、私は”変なやつ”だよ。
ソ連「あぁ、。俺も変な奴だな。」
単純な理由で天使と同居するし
……
こいつは俺を見ても全く怖がらねぇし
……
日帝「なに、怖がらないって!」
怖がる理由がないじゃん?
ソ連「お前こそなんなんだよ。」
制約も種族も別に関係ねぇだろ。
……
日帝「ぇ……?」
じゃあソ連、なんで私と同居しようと思ったの?
ソ連「はぁ……?」ピクッ
そ、そりゃ、お前を護るためだよ。
焦りを隠すために煙草に火をつける素振りをする。
カタャッ
日帝「でも、それは3割なんでしょ?」
ジリジリと俺の心に追求してくる。
俺を見つめるその瞳と声色は、俺が路地裏で見たものより美しく見えた。
本当は分かっている。
制約がある事ぐらい。
俺なんかがこいつに触れてはいけないのとくらい。
日帝「ソ連?」
絶対なんか隠してるでしょう?
天使の眼は騙せないんだから。
そういうと、クルッと向きを変えソファから下りる。
スタッ。
まぁ、別に言わなくていいけどさ。
私だってソ連についてきた理由言ってないし、”秘密だらけ”でもいいんだもんね!ニコッ
ソ連「”お互い秘密だらけでいい”、だもんな。」
ソファから立ち上がり自分の腹程しかない彼女を見詰める。
日帝「うん、そ。」
ソ連、そんな顔できんだね。
ソ連「いつもと違うか?」笑
顔をしかめながらそう聞くと、静かに頷いて続ける。
日帝「だっていつも睨んでるっていうか、見下ろすみたいだったよ。」ニコッ
ん、じゃあ行ってくるね!
翼とリングをしまい、そそくさと部屋を後にした。
ソ連「……」
暫く立ち止まり日帝がいた場所を見渡す。
はッ……笑
熱い顔を冷ますように髪をかきあげ、こめかみに手を当てる。
本当にお前は変な奴だよ、日帝。
こんな俺にそんな事言うなんてよ。、
「本物の”悪魔”だ……ッッ!!」
「この”人殺し”ぃッ!!」
「あんたみたいな”罪人”死刑だけじゃ済まないわよッ!!笑」
生前、俺は20歳になると同時期に裁判の末、無期懲役に課せられた。
理由な殺人及び誘拐罪。
だがその真犯人は未だ分からない。
つまり冤罪だったんだ。
死ぬ間際、ある悪魔と天使に会った。
悪魔は、俺に復讐しろと囁く、。
天使は、同じような人を救おうと。
俺はそこで“復讐”を選んだ。
だから、俺は彼女に触れられないのでは無い。
触れてはいけないんだ。
この穢れた姿で、無垢な瞳に映ることさえ勝手な事だと分かっていても。
なんて強欲なのだろうか。
俺は彼女そのものに惹かれる。
はい、おかえりん
このシリーズも3話で終わりませんでした、すいません(´;ω;`)
では、次回も読んでね♡((((きも