テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
1件
第6話、読み終えたよ……❤️🩹 三人に囲まれて「話したくありません」って言い切る〇〇、すごく強く見えたけど、そのあとで倒れるように眠っちゃうところが切なかった。環くんの「無理しすぎだ」って怒りより先に心配が出てる感じ、すごく伝わってきた。 最後に「家に来てくださいよ」って笑顔を見せたけど、どこか寂しげで……何を隠してるんだろう、次が気になる。 かりんさんの描くキャラの感情の機微、すごく好きです。
1
花灯里
454
#ハイキュー夢小説
MiA
3,404
翌日、ホスト部。「〇〇、お前――」
「昨日のこと、説明して」
「本当は女の子なんだよね?」
三人に囲まれても、〇〇は首を横に振った。
「何のことですか」
「とぼけるな!」
環が声を荒げる。
けれど、〇〇はまっすぐ見返した。
「話したくありません」
その一言で、空気が止まった。
営業終了後。
片付けをしていた〇〇は、ふらりとよろめいた。
「〇〇!?」
光が支える。
しかし返事はない。
まるで糸が切れたように、そのまま眠りに落ちてしまった。
「寝不足……?」
馨が心配そうに覗き込む。
環はそっと〇〇の前髪を避けた。
その顔は驚くほど疲れ切っていた。
「……無理しすぎだ」
怒りより先に、胸を締めつけるような心配が込み上げる。
しばらくして、〇〇が目を覚ました。
「……あれ、私」
「起きたか」
環の声は低かった。
「お前、どこまで一人で抱え込むつもりだ」
「だから、何もないって――」
「何もない人間が、あんな顔で眠り落ちたりしない!」
〇〇「どんな顔してました?笑」
部室が静まり返る。
〇〇は少し黙ってから、ふっと笑った。
「そんなに疑うんでしたら、家に来てくださいよ」
(今日、ママの家に行かなくていい……よし)
内心で小さくガッツポーズをする。
「〇〇ちゃんの家!? 僕行きたーい!」
ハニー先輩が目を輝かせた。
「マジで!?」
「ついに秘密が分かる?」
光と馨も乗り気になる。
環は〇〇をじっと見つめた。
「……本当にいいんだな?」
「はい」
その笑顔は、どこか吹っ切れたようでもあり、少しだけ寂しそうでもあった。