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俺が見つけられたのは、家出して4日が経った頃だった。
3日目の深夜、連絡が来た。
翡「ねえ琉生!戻ってきて!」
琉「…」
俺は静かに涙をこぼした。
どうせ、戻ったって元の生活に戻るに違いない。
それなのに、何故か姉さんのこのメールには、俺を引き寄せる力があった。
そうして、俺は家に帰った。
ガチャ…
翡「おかえり」
瑠「帰ってきた」
翔「遅かったな」
何だよ。その反応
帰ってきてほしかったんじゃないのかよ。
ほぼいつもと変わらねえじゃねえか
悔しくなり、俺は歯を食いしばった。
「っ…」
そうして、俺の部屋に入った。
何だよ。
あのメールは何だよ。
帰ってきてほしいんじゃないの?
戻ってきてほしいんじゃないの?
なんでなの?
俺は…
俺は…!