「……俺達友達じゃないの?」
修斗は裕也の前に回り込んで言う。
「お前が勝手にそう思ってるだけだろ。
一年間クラス一緒で、お前が毎日俺に絡んできた
だけだろ。」
「じゃあ、友達で良いじゃん。」
「絶対っ、嫌だ。」
「ふーん。じゃあ、 ゆうやは俺のこと
どう思ってるの?」
「他人、知人くらいだろ。」
呆れながら言う裕也。
「それ対して変わってないよ。 」
「漢字が違うからいいだろ。」
と適当に言う裕也。
「はぁ…、やっと、駅着いたか。」
「んー、大丈夫?疲れたの?」
「…お前のせいでだよ。」
不満そうに言う裕也。
「はよ、改札通るからな」
「えー…、まってくれても良いじゃんー。」
修斗を無視して早く改札を通る裕也。(ピッ…。)
裕也の後ろに並んで急いで通る修斗。(ピッ…。)
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