岩泉「久世、これお願いしてもいいか?」
薫「ぜんぜんいいですよぉ」
矢巾「薫ードリンク」
薫「はーい!」
国見「先輩俺と一緒にサボりませんか」
薫「だーめ!バレーしよ?ボール出ししてあげるから!」
金田一「っしょっと、」
薫「わわ!それもつよぉ?」
金田一「申し訳ないです!」
薫「いーの!先輩にまかせなさーい!」
金田一「そこまで言うなら…お願いします!」
薫「まかせてっ!」
及川「テーピングお願いできる〜?」
薫「任せてください!あと及川先輩、少し力み過ぎかもです、ここは…」
こんな幸せな日常も、たった一年間で終わってしまった。
もっと、こうしておけば。あの時に言い返しておけば。誤解を早めに解いておけば。
そんな考えが頭をよぎる。でももう手遅れ、私は判断を誤った。
岩泉「流石にやりすぎだと思うぞ。」
金田一「先輩…..流石に、」
花巻「お前やる気あるの?」
松川「さすがにないわぁ」
国見「先輩、じゃ、邪魔しないで、くださ、い」
矢巾「そんな事すると思ってなかった」
麗花「もういじめないでくださぁいグスッ」
こんな感じで、毎日軽蔑された目線が刺さり、ひどい罵倒を浴びて生活している。
何もかも反転してしまったこの世界で、
私の望みは、奥深くへと沈んでいった。
麗花「先輩の居場所はもうなくなっちゃいましたね!」ニコッ
薫「そっか、」
麗花「私はヒロインになったんですよっ!」
薫「そうだね、ヒロインに悪役はつきものだしねぇ」
私が息絶えるまで、貴方のお遊びに付き合ってあげましょう。
自称ヒロイン雲野麗花さん。
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コメント
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相変わらず 自称ヒロインにムカつく…!!