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(今日も朝からキラキラ笑顔ですね…。
そう言えば何で学校にいるのか聞いてなかった! 誤魔化したなぁー。)
「ねぇ、なんでー」
言いかけてケイゴは話を遮る。
「早くしないと遅刻しますよ。お嬢の希望で送迎無しですから。ただ、俺と登校するならまだ時間がありますよ! って、俺の話聞いてます?」
「時間ヤバーい!!」
ミラはケイゴをムシしてバタバタと準備をしている。
ケイゴの存在を忘れて下着になる。
ケイゴはその色気のない様子をじーっと見つめる。
かわいい下着だなぁー何て考えていたら、ミラに気づかれた。
「ちょっ、出てってよー!」
「いいじゃないですか。昔から見てますし。かわいいですよ。」
誘うような妖艶な瞳で見てくる。
「特に…ここは。」
そっと鎖骨辺りを撫でる。
「あれ?虫刺され?」
「その虫以外には刺されちゃダメですよ。約束ですよ。」
(近い、近い!)
びっくりしてのけ反る。
「筆箱、ちゃんと持ちましたか?」
(また揶揄ってー!)
「もう、行ってきます!!」
***
「おはよう、華峯さん!」
「滝川くん、おはよう。昨日はありがとね!コレ、良かったら使って。」
昨日千切ってくれた消しゴムの代わりに、新しい消しゴムを渡す。
「え!別に良かったのに。折角なのでありがとう。」
そんな様子を、今日も目にしてしまったケイゴ。
(やっぱりイライラする。)