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もな
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「カヌーをやりたいのだ!」
という亜里砂さんに付き合って、彩香さんと僕はカヤックを実施。
持ってきた艇は、シットインタイプとシットオンタイプの2種類。
「川俣先輩や先生はどうしますか」
「私はのんびり読書でも」
「同じく」
という事なので、3人で出かける事にする。
なお、美洋さんと未亜さんは、既に自転車で出ていった。
「なら、こっちのオープンタイプを1人乗りにしておこうか」
「わかった」
3人なので、シットオンタイプのシート取り付け位置を変えて1人用に。
ライフジャケットを着て、パドル操作の基本だけを亜里砂さんと何回かやってみて。
「では、行ってきます」
「お昼過ぎには風が出るから、それまでには戻って来て下さいね」
「わかりました」
と、出航する。
なお最初は僕が1人乗りで、2人乗りの前が亜里砂さん、後が彩香さんだ。
「これはなかなか気持ちいいのだ。水面を滑るような感じなのだ」
亜里砂さんはご機嫌。
「川と違って、のんびり景色を見られますね」
彩香さんもそんな感想を。
確かにそうだ。
川の場合は流れがあるから、勝手に進む。
そして次はどうやろう、というゲーム的な楽しさがあった。
けれどこっちは漕いだ分しか進まない。
遅いし疲れるけれど、その分ゆっくり景色を楽しめる。
岩っぽい場所に近づいたり、逆にちょっと沖に出てみたり。
最初に出た浜でポジション交代。
今度は亜里砂さんが1人乗り。
僕が2人乗りの後で、彩香さんが前。
亜里砂さんは案外器用なようで、うまい事まっすぐに進めている。
「1人乗りでやるべき事といえば、やっぱり最高速チャレンジなのだ!」
なんて猛スピードで漕いでみたり、もう自由自在という感じ。
溶岩がそのまま岩になったような所を通ったり、木々の緑の下を抜けたりで。
次の浜で、また乗員交替。
最後は彩香さん1人で、亜里砂さんが2人艇の後、僕が前だ。
「なるほど。前はただ漕ぐだけで、後が制御なのだな」
亜里砂さん、すでに色々わかっていらっしゃる模様。
そんな感じで、ふらふらと湖を1周。
水も綺麗だし、いい感じだ。
2時間程、気分良く漕いで、最初のテントのある浜へ。
「うーん、とても楽しかったのだが、腕がパンパンになるのだ」
確かに。
「明日には筋肉痛だね、きっと」
なんて言いながら、カヤック2艇をテントの所まで引っ張り上げる。
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