#圧倒的捏造
#死神の設定超絶捏造
#捏造のオンパレード
#駄作or駄作つまり超絶駄作
#終始意味不明
#Qなぜ投稿したんでしょうか()#Aお前が馬鹿だからです
#まって、これ僕何しとるん?
※この作品は「”夢”を語る場所」にて公開している作品の修正(という修正もしていないが)版です。つまりあちらで見た人は見なくていいよって話()
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怜夜side
被っているフードが強い風でなびき、外れそうになるのを手で抑える。
『チッフードがないと嫌なんやけど……ここが、現世…やんな?』
周りを見ると人間、人間、人間、人間。
どこもかしこも、気持ち悪いほどに人間たちで溢れかえっている。
…うん。うつしよで合っている筈だ。こんなに人間が存在するところは現世しか無い。
まるで不審者のような格好をしている僕を気にしている人もいたが、大半はそのまま通り過ぎていく。そこは楽なところだな。
『……久々だな、最近仕事でも来てなかったからな』
無理矢理、現世に移動してきた副作用か。少し記憶が曖昧だ。なんで、ここにきたんだっけ?
……あぁ、そうだ。僕は、僕はあそこから______
ただ、逃げたかった。それだけ。
僕にとってあそこは地獄だ。…まぁ、実際に地獄だが。
あそこは楽しい、なんてないんだ。
そうだな、例えるなら快・不快のうちの、不快から派生するものしか生まれない地。そこにいて、良いと思える奴らはよっぽどのバカか閻魔様とかへの信仰心が以上なんやと思う。
あいにく、僕はそこまでバカではないし、信仰心なんてこれっぽっちも持ち合わせていない。
好きであそこにいるわけなんてない。
というか、なんで僕は地獄にいなきゃいけないんだよ。魂の管理なんやから冥界だろ普通。冥界の方がまだ環境マシだよおら((いや、地獄も冥界の一つなんやけどさ。ちゃうやん?
…創造神は俺のことが嫌いか?
ま、「様」もつけずに呼んで、信仰していないやつなんていらねぇかw………信仰もなにも同じ”神”なはずなんやけど。
てか、何しよう。
とりあえずこっちにきたが……
んー、あぁ
『その辺見て回るか』
人間の観光客を装って歩き出す。本当は飛びたかったが目立つわけにいかない。とりあえずは近場を観光がてら面白いものを探すかな。
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…へぇ、ここが「地獄巡り」をする所、ねぇ。
地獄よりマシだな。
………人間が大量にいることを除けば。
血の池地獄……ふぅん。たしかに赤いな。
…本当の血やったらおもろいんに。
あ!ええこと考えたわ!
このお湯ちょっと取って行こ(ダメです)
あ、青いやつもあるやん。海地獄…?
これ…
地獄っちゅーより天国に近いやろ…
こんな綺麗な色無いで?
…ええな、僕この色気に入ったわ。
これも取ろっと(ダメです)(2回目)
この二つ混ぜたら……あれ?紫色にならんなぁ赤と青混ぜたら紫になるんやないのか…
…あきた、次のところいこ
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ここが博多……さっきよりも人多いやん…
ポートタワー…?
なんそれ、スカイツリーとかちゃうの?
…っあ、スカイツリーは東京にあるんやっけ。確か東京は関東にあって今ある九州からは遠いなぁ。
見たいけど行くのめんどいし、また今度でええか。
…夜景が綺麗やなぁ。地獄も作れよ綺麗な場所((
幽界なんて夜綺麗やで?魂の光も綺麗やで?おい地獄どうした()
よし、次や、次〜!!
んふふ、どんなとこやろなぁ…
____________(長すぎるため割愛)____________
『あ゛ー!つっかれたぁ!!』
ずっと歩き回っていたら流石に疲れた。飛べばもっと早くいけるんやけどなぁ…見られたらめんどいんやし、しょうがないか
休憩できる所……森でいいか。
何の変哲もない森から面白そうな気配がした。
僕の足は吸い寄せられるように森へと入っていく。
『面白いことがあるとええなぁ』
少しの希望を抱きながら。
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『……ん?』
そこに落ちているのは…羽、か?
少し灰色がかったような…いや、純白?の羽が一枚落ちている。
……確か、サリエルさんにも似たようなものが生えていたような…?
サリエルさんは天使。”存在する存在”。僕はキリスト教の中で”存在しない存在”やけど。
…同じような役目なんにね。不思議やね。
でもまぁ、神は1人しかいないと考えるんが普通かもしれんし……
んー、宗教のことはようわからんわ。
なんて、適当なことを考えながら進んでいく。
…あ、いた。”天使”…いや、ここにいるから”堕天使”か?
自然と口元が緩くなり、弧を描く。
やっぱり、面白そうな気配がしたのは合っていた。
やはり、好奇心には勝てず、声をかけた。
『…なんで、ここにおるん?』
「堕天したから、ですよ」
今まで見た天使とは雰囲気が違った。
それは堕天したからなのか、もしくは彼女だからなのか。分からない。
…片手で数えるほどしか天使を見たことないけど。だけど、はっきりと何かが違うと思った。
背中に生えている羽は、少し汚れているようにも、ただ影っている純白の羽のようにも見える。
白い長めの前髪で片目をかくしており、顔の全てが見えないが、整っている。
こちらを見つめる瞳は吸い込まれてしまいそうなほど神秘的な紫色。…いや、違う色か、?
どこか儚げな、神秘的なオーラを纏っている。
あぁ、信仰される方は、こんな方なんだろうな。そう、直感的に思った。
「…?あの……」
『っあ!すみません…!』
「ぃ、いえ、別に大丈夫ですよ」
会話を交わした数秒。たかが数秒。されど数秒。まるで、恋に落ちるような、そんな感覚がした。
このお方を崇めたい。崇拝したい。
そう、強く思った。その口から生み出される音が、言葉が、全て神聖なものに感じる。吐き出す息が、動く空気が、全て。
冷静に考えればおかしいだろう。死神が天使を信仰したいと思うなんて。
そんな事はわかっている。でも、そう思ってしまったのだから仕方がない。そうだろう?
『…あなた様のお名前は?』
「ミッドナイト、です」
「ミッドナイト様、ミッドナイト様」脳に刷り込むように名を唱える。
“信仰”なんて言葉、僕には無縁だと思っていた。だけど、信仰対象が。ミッドナイト様がここにいらっしゃるのだ。僕の目の前に降臨していらっしゃる。
咄嗟に地面に膝を立て、頭を下げる。
『ミッドナイト様、私はあなた様を信仰する教徒になります』
「え、?は、はぁ……え??」
驚き、わずかに見開かれた瞳にきらりと、光を反射する。あぁ、それすらも美しい。
創造神様が、初めて僕に与えてくださった”幸”。
…だめだ、嬉しくてニヤけてしまう。
『ミッドナイト様』
「あっ、はい。なんですか?」
『また会える日を魂より待ち望んでいます。それでは、さようなら』
「え?あの、はい??」
早口に言葉を告げる。
…一刻も早く帰って、崇拝を完成させなければ。天使の前なら飛んだところで騒がれない、そう判断した僕は浮遊し、森の入り口へ飛んでいく。
……やっと見つけた、僕の神様…いや天使様か。
『んふふ』
思わず笑みが溢れた。
これで僕も少しは溶け込める筈だ。あの社会に。”普通の死神”に。
同僚も上司も部下も皆、誰かを信じて、崇めて、崇拝している。
……僕らは神の仲間なのに不思議な話だ。
それは閻魔様か、はたまた別の神か。もしくは人間であるかもしれない。
…死神は生物の命が簡単に刈り取れてしまう。
己の心に芯がないとその力が暴走してしまう。
……昔の僕みたいに。
だから、自分の心を保つために”信仰”をする。
…他にも方法はあるがこれが1番手っ取り早い。だから皆がやる。面倒な種族だと思う。
それでも、この絶対的な力を保つために必要なことだとしたらちっぽけな事だ。
『……これで、もう、無駄な命を刈り取らない』
巻き込んでしまった天使様、すみません。僕はあなた様を崇拝し、祈ります。
また、いつか。天使様を…ミッドナイト様をこの目で見るときまで。ずっと祈り続けます。『また、会えることを』
僕に、仲間に、
『あなた様、神のご加護があらんことを』
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No side
「…え、あの方はだれですか??」
「名前も聞いてませんし…」
「それしても…私が信仰されるんですか」
「うーん…不思議な気分ですね」
「信仰対象は神ではなく天使ですか」
天使は閉じていた瞳を開く。
それと同時にやわらかな風が吹く。
風になびかれ、ふわりと浮かんだ前髪の奥の瞳はその髪によって落とされた影までも美しく見せた。晒された瞳と少し隠れている瞳。
どちらも元は同じ色の筈だが、片方は光を含み、もう片方は影を含んで、まるで違う色の瞳のように見えた。
この世に一つとしてないであろう美しさはひっそりと森の奥に存在していた。
死神はまた、あの瞳を見る日は来るのだろうか。その答えは誰も知らない。
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ミッドナイト様も天使視点を出してますので見てない人はぜっt(((コホン 良ければ見てください。
コメント
4件
修正したとこ分かっちゃうんですが…(重症) 幽界の魂のお話が出てるのって…もしかして僕の異界講座…!?(´。✪ω✪。`)✧*。パアァァ(自意識過剰)
前のやつちゃんと覚えてるから変わったとこ全部分かります←こわ やっぱり神ですよね??(再確認) わーい紹介してくれt(((