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刻の碧律

16 - 第12話「閃光と絶望」

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2025年02月20日

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第12話「閃光と絶望」




🚀 シーン1:包囲


ゼインは背中に冷たい汗を感じながら、瓦礫の上に立っていた。

彼のジャケットの裾が夜風になびく。

その隣には、無造作な黒髪のナヴィス。

碧い瞳がネオンの光を反射し、冷静に周囲を見渡している。


「どうやら逃げ道はねぇみたいだな」


ナヴィスが苦笑しながら言った。


「ふざけるな……」


ゼインは小さく呟く。

彼の碧色の刻印が微かに脈打ち、戦闘の気配を察知している。


——ヴェール・バインド。


黒い装甲を纏った兵士たちが、すでに周囲を囲んでいた。

背中のエネルギーコアが淡く発光し、武装が展開される。


「ターゲット確保——排除開始」


機械的な声が響いた瞬間、兵士たちが一斉に武器を構える。





🚀 シーン2:迎撃戦


「クソッ、来るぞ!」


ゼインは即座に跳躍。

その瞬間、碧いレーザーが地面をえぐった。


「チッ……」


ナヴィスは着地すると同時に、碧色の刻印を輝かせる。


「《フォールトシフト》」


次の瞬間——ゼインとナヴィスの位置が入れ替わる。


「っと、悪いな!」


ナヴィスは敵のど真ん中に現れると、拳を振るった。

電撃のような光が弾け、敵の装甲を弾き飛ばす。


「ゼイン、行くぞ!」


ゼインは地面を蹴り、敵の背後へと瞬時に回り込む。

彼の左腕の刻印が発光し——


「《オーバーライド》!」


ヴェール・バインドの兵士の武器が一瞬で機能停止。


「なっ……!?」


混乱する兵士の隙を突き、ゼインは素早くナイフを突き立てた。


青白い火花が散り、兵士がその場に崩れ落ちる。


「やっぱりこれが一番手っ取り早いな……」





🚀 シーン3:新たな敵


「ほぉ……やるじゃないか」


その声と共に、ヴェール・バインドの部隊の中央から、

黒いコートを羽織った男が歩み出る。


「……誰だ?」


ゼインは警戒しながらナイフを握る。

男は銀色の短髪に、冷酷な黄金の瞳を持っていた。


「俺の名前は……まぁ、言う必要はないか」


彼はゆっくりと両手を広げる。


「見せてやるよ、”本物の力”を」


——次の瞬間、重力が歪んだ。


「っ……!?」


ゼインとナヴィスの体が、一気に地面へと引き寄せられる。


「なっ……重力が……!」


ゼインは歯を食いしばる。

この感覚は……普通のフラクタルとは違う。


「アンチ・フラクタル領域内では、お前たちの力はほぼ無力だ」


男は冷笑する。


「さて、どうする?」


ゼインは息を整え、拳を握りしめた。


「……なら、拳でぶっ飛ばすしかねぇな」


戦いの幕が、再び切って落とされる——。

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