第一話 玄弥と玲蘭の出会い
玲蘭視点
なんか起きたらあたしの家族鬼に喰われてたとか不運すぎるだろ
まぁクズの集まりみたいなもんだったしいっか。まずはどう生活するか考えるしかない
家は捨てちゃえ。いい思い出がない
山で野宿でいっか
飯は山でとるか…てかひとりつまらなすぎる誰かいないかなって思った瞬間に声聞こえるのやばい
とりあえず行くか
いやいやいや
やばいだろこれ鬼に襲われてる子いるじゃん
助けるしかないよな
自慢の怪力でいけんのかこれ
いや行くしかないわ頑張れ未来のあたし
どんっ
「え、?」
いや鬼すぐ飛んだ弱すぎるでも生きてるーー
武器無いし…噛みちぎったら行けるか?
やってみるか…
きた
ぶちっ…ぶちっ
まっっっず何これしかもなんか2回きこえたくない??もしかしてあの子も喰った?いやまさか…って喰ってるーー君だめだよ喰ったらー
そんな事考えてたら身体が変わってたなんてありますか?あの子も変わってるし
共闘するか、
戦い中ーーー
終わったーーやっとだわなんか身体は変わってたし鬼化でもしてんのかとりあえずあの子は大丈夫か?…おいおいおい気づかなかったけどこの子最初から怪我してたのかよ手当しなきゃじゃんしかも顔好きすぎるな、いやそんなことより手当だわ
「えーと大丈夫?」
「…大丈夫」
今の間はなんだ!?
「君の名前は?あたしは玲蘭。月光玲蘭。よろしく」
「玄弥…不死川玄弥」
ん???まて不死川って実弥の名字じゃない???もしかして弟くん!?
「もしかしてだけど玄弥って実弥の弟かな」
「!兄ちゃんのこと知ってるの!?」
「え、あまぁ買い物してる時とかに会ってたからね。だったら同い年か。というかなにかあったの?」
玄弥くんの説明タイム
この子同い年だよね??いやあたしも随分やばいけど
てか実弥置いてくなよーいやでも実弥も実弥できつかったんだろうな…
「ねぇ玄弥一緒に実弥探す?」
「いいのか!?」
「玄弥が良かったらだけどな」
「も、もちろん!」
「じゃあこれから長旅になるかもね」
「どんなことでもどんとこいだ!」
「てかさっきの鬼どうだった?」
「まずかった」
「まじ?あたしも」
やっぱ鬼って不味いんだわ
「てな感じ!」
「うー…」
「いや2人とも過去壮絶過ぎない!?!?」
「やっぱり?あたしも思ってた」
「2人とも苦労してきたんだな…」
「おう玲蘭と居たから楽しいこともあったけどやっぱ辛かったな」
「あたしは玄弥と一緒ならなんでも楽しいよ」
「だいぶ最初に鬼を食べたんだね」
「あー確かに結構最初だった」
「あの歳で食べたあたしらはすごいと思う」
「てかお前おっさんのこと知ってたんだな!」
「おっさんって言うんじゃねぇ!」
「よく買い物行ってた時に会ってたから仲良くなったんだよね」
その後もずっと話してたよ
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