数時間後
菜月)ん”…フワァー…(完全に寝てた…)
次に起きたのは真夜中辺りかな…?とりあえず夜だった
菜月)ん”ぅ…(眠たい…)
ナヒーダの膝で寝ていたはずだが…何故か今は私がナヒーダに腕枕をしていたしベッドに移されていた
菜月)(誰かが運んでくれたのかな… )
寝返りをしたかったがナヒーダが気持ちよさそうに寝ていたため出来なかった
ほんと、こうやって見るとただの子供なんだよなぁ…ナヒーダ産んだのかな…(ど真剣)
スルッ
菜月)!!(これ…しっぽ?隣にはティナリが居るのかな…別に居てもいいけど…そのッ…しっぽに絡みつくのは///)
突然自分のしっぽにティナリのしっぽが絡み付いてきてだいぶ驚いたが暫くすると慣れて寝ようかと思ったら今度はしっぽの付け根をしっぽで触られ始めた
菜月)んぅッ…///(てぃ、ティナリを起こさなきゃ///)
ティナリを起こそうとしっぽを動かしたがティナリのしっぽに絡まれ動かそうにも動かせずただしっぽを触られ続けた
菜月)(ね、ねよ…これ以上は…あの、良くない気分になっちゃう…うん、寝よう)
寝れたかって?寝れなかったよね…なんというか…しっぽの次は手で触られて声抑えるのに必死だった…寝れなかった…寝たかった
寝させてくれなかったァ…あと付け根触らないでぇ…もうやだぁ……
翌朝
声を抑えるだけ抑えられ気づけば朝になっていた
朝になりナヒーダを下ろし起き上がりちゃっちゃと着替えご飯を作り始めた
菜月)(てぃ、ティナリのH!もう知らない!///)
ご飯を作って1人で爆食いしてると誰かが起きて来て扉の方を見ると万葉がひょこっと居た
菜月)おはよ、万葉
万葉)ん…おはようでござる…
菜月)ちょ、フラフラじゃん!こっちおいで
万葉)ん”〜…
万葉をこっちに呼ぶと万葉はフラフラと隣に来て肩に頭を乗せてまた寝始めた
菜月)ありゃ…(寝ちゃった…膝…で、いいか)
万葉をゆっくり膝に寝かせ引き続きご飯タイム
菜月)モグモグ…フリフリ
呑気にしっぽを振りながらご飯を満喫してると次々と魈や空が起きて来た
菜月)早いね〜ご飯食べる?
空)食べる…
パイモン)オイラも〜!
菜月)ん〜ちょっとまってて〜
ご飯を作っていると当然パイモンが「菜月って恋人とか作らないのか? 」と聞いてきて寝ていた万葉とか顔を洗っていた魈と空がいきなり私の方を見て来た
が、私はそんなの知りません
菜月)んぇ?なんでよ
パイモン)何となくだぞ、神にモテモテなら人間にもモテモテだろ?
菜月)ん〜…わかんない!人間って神ほど素直じゃないからさ〜まぁ、好き好き言われてた頃よりはマシだけど…でも恋人よりもこうやって魈と万葉がいるからあんまり寂しくないかな!
パイモン)ふーん?だってよ旅人
菜月)え?なんでそこで空が出てくんの
パイモン)ん?知らないのか?旅人は菜月の事が好きなんだぞ!あとは魈と万葉と綾人とティナリと…
菜月)待て待て待て、その情報は一体どこから出てきた
パイモン)昨日聞いたぞ!あ、ゴローも好きとか言ってたか
菜月)情報を増やさなくて宜しい!
パイモン)嬉しか?嬉しか?
菜月)う、嬉しいけど…
パイモン)お前はどうなんだ?
菜月)うーん…私…か……わかんないかも、居てくれて嬉しいとは思うよ
パイモン)好き…じゃないのか?
菜月)わかんない笑
パイモン)神ってのは難しいんだな
菜月)乙女心と秋の空って事だよ
パイモン)??どう言う意味だ?
菜月)秋の空と同じように乙女心も移り変わるよってこと
パイモン)じゃあ心変わりする前に捕まえなきゃ行けないな!旅人!
空)パイモン…後でゆっくり話し合おうか
菜月)あ、おかえり〜
空)ただいま…じゃなくて良く平然としていられるね
菜月)ん〜?キスのひとつでもされた後に「好き」って言われたら惚れちゃうかもね〜笑
魈)…スキあり!
菜月)早速来たね笑でも残念、捕まえらんないよ〜笑
万葉)逃げるでは無い!
菜月)やだ〜!ていうか起きてたんだ笑
空)無自覚女を捕まえろ!
菜月)酷い言い草笑頑張って捕まえてね〜♥