※この作品はフィクションであり、この作品に出てくるような事実はありません。
※この作品と御本人様たちは一切関係ありません。
※年齢操作があります。苦手な方はこの作品を読むことをおすすめしません。
※検索避けのため、伏せ字を使用しています。ご理解よろしくお願いします。
rbr視点
-30分前-
gr 「 rbr は少し残ってくれるか。少し話がある。」
え、sha達が脱走してるこの状況で,,,??
rbr 「なんですか?話って。」
kn達がいなくなったgrとtnと俺と3人きりの部屋。
圧やべぇ〜,,,こえぇ〜,,,。
gr 「お前、心臓サンプルの話は覚えてるか。 」
rbr 「はい。
あの純の心臓を資料にするやつですよね? 」
gr 「そうだ。
それでお前の意見を聞きたくてな。」
rbr 「俺の,,,??」
gr 「tn、調査資料を見せてやれ。 」
tnは手に取った分厚いファイルから数枚の紙を取り出してきた。
そしてそれを俺の前に出してきた。
そこに書かれていたのは、
sha達4人の血液の純度や、
病気のリスク、体力や、心臓の強度,,,。
この2ヶ月間調べた様々なことがこの紙に圧縮されていた。
そして、それらの合計が1番高かったのは、
gr 「心臓のサンプルはshaにしようと思っている。
utとは僅差だったが、
1番いいやつをサンプルにしたいからな。
そして、現在進行形で逃亡しているshaだが
恐らくこの研究施設の真相も知っている。
なんとしてでもshaだけは連れ戻して、
サンプルにしたい。
連れ戻すのも、サンプルにするまでshaを管理できるのも
rbrだと安心と私達は思っている。
そういう視点からもshaにしたんだが、
rbrはどう思う。」
確かに俺は、
一回も反抗したことないし、
成績も良かったから信頼が置かれるのは
自分でも納得できる。
でも、この2か月間ほぼ片時も離れなかったshaに
何も想わず、『死』に送れるのかは分からない。
rbr 「,,,信頼をおいてくれてるのはすごく嬉しいし、
感謝します。
ただ、shaになにひとつ想わず
すべてのことができるのかは、
自分でもわかりません。」
gr 「,,,そうか。 ,,,,, rbr 」
rbr 「はい。」
gr 「私が昔から言っていることは覚えているか。」
rbr 「??」
gr 「そうだな、最近言ってなかったからな。
『愛情は〇〇になる』
さぁ、〇〇に入る言葉はなんだ。」
rbr 「,,,あしかせ」
gr 「お、覚えてるじゃないか。 」
俺とknがここに来てから
ずっと言われてきたこと。
寝る前には毎回、
愛を優先した男が何もかも失った話を聞かせてきた。
最初は胸糞悪くて嫌いだったが、
毎晩毎晩それを聞いていると、
「あぁ、こいつはこの施設での生き方を教えてるんだな」
って思ってきた。
おかげで大人になってからも
割と平常心でいられた。
最近はそれを忘れていたが,,,。
gr 「お前らにはあの男になってほしくないんだ。」
『あの男』。
昔から聞いてきた『あの男』は
一体誰のことなんだろうか。
神話みたいなものにでてくる奴なのか、
実際にいたひとなのか、
それとも,,,。
いや、今はやめておこう。
てかgrも愛なんか、
みたいなことを言っているが
俺達にそうなってほしくないっていうのはなんなんだ。
まぁでも、
その感情が俺らに対してあったとこで
俺はなんとも思いたくない。
だって、感情を持たないほうが楽だって
教えてくれたのはgrじゃないか。
そうだ、楽なんだ。
たかが2ヶ月がなんだ。
knなんか十年くらい一緒にいるが、
あいつがどうなっても俺はどうでもいい。
knもそうだろ。
そう育てたのはgrなんだから。
そう『たかが2ヶ月』。
あいつは実験体で、
俺は研究員。
それ以上でも、それ以下でもない。
俺はただ『仕事をこなすだけ』。
簡単なことだ。
それくらいできるだろ?
お前は『優秀な研究員』を守ればいい。
そうするしか、生きる術なんてないんだから。
rbr 「いや、やっぱり大丈夫です。
すべて任せてください。」
gr 「,,,!さすが『優秀』だな。」
tn 「,,,。」
gr 「じゃあkn達と同じ場所に行ってくれ。
shaだけは絶対に逃がすなよ。
最悪、それ以外の奴は逃がしてもいい。
私とtnは行かなければいけないところがあるから、
後で行く。」
rbr 「了解しました。」
gr 「じゃ、頼んだぞ。」
rbr 「失礼します。」
″パタン″
よし、shaを捕まえよう。
それで俺はただ『仕事』をこなす。
ただ、『それだけ』。
採血や検査よりも痛くない、
研究員の審査テストよりも簡単。
大丈夫。
俺ならできる。
-現在-
ut.sha 「ハッ,,,ハッ,,,」
やっと追い詰めた。
10分前、utとshaとciが四方に散って
どうしようかと思ったけど、
zmが応援に来てくれたおかげで
grと合流する時間が稼げた。
その後はgrの指示通りに動けばこの通り。
この棟は俺達の方が慣れてる。
ut 「gr,,,!!」
gr 「君たちはほんとによく頑張ったよ。
大人相手にこんなにも。
でも、残念。
君たちの弟達はもう捕まっているし、
君たちももう袋のねずみだ。」
sha 「emとciが,,,!?」
すぐに表情が変わる。
さっきまでの戦闘の目ではなく、
焦りの目になってきた。
はぁ、なんて単純。
gr 「でも君たちと話がしてみたかったんだ。
少し付き合ってくれるか?」
ut.sha 「,,,」
もうここからは逃げられない。
こいつらには選択肢なんてない。
gr 「君たちはなぜそこまでしてここから出たがる。
外のほうが危険がいっぱいだゾ? 」
ut 「,,,でも、家族と過ごせるのなら
僕たちはそれで満足だ。」
gr 「君たちは気付いていないかもしれないが、
この研究施設は政府が開発したものだ。
外に行っても、逃げ出した君たちの
居場所はない。」
sha 「ギリッ,,,それでも、俺達は一緒にいたい。」
gr 「はぁ、理解し難いな。
ここのほうが安全だというのに,,,。」
ut 「,,,母さんはどこだ。」
gr 「ここにはいないと」
ut 「そんなの嘘だって分かってんだよ!
早く教えろ!!」
gr 「そんなに感情的になるな笑
分かった。
お前たちは母さんに会いたいんだな?」
え、会わせるん。
ut 「そうや、はよ会わせろ。」
gr 「分かった。
じゃあ会わせてあげよう。
一応確認だが、
ほんとうに会っていいんだな??」
ut.sha 「,,,??おう。」
あーあ。かわいそうに。
まぁでもそっちのほうが後が楽か。
ci視点
ut 「せーの」
その瞬間、
俺らは別の方向に走り出す。
utにぃが信じてくれたんや。
いつまでも、
守られる立場は嫌だ。
utにぃの予想通り、
rbrはutにぃ達の方に行った。
俺はemさんの見える位置で隠れてたから、
rbrがいなくなったのを確認して
emさんのとこに行く。
em 「!?ciくん!?」
ci 「しー!急いで!」
俺は急いでemさんの拘束を解き、
emさんを連れて近くに隠れた。
ここに隠れてたら絶対、utにぃ達が来てくれるから。
em 「大先生達は,,,??」コソッ)
ci 「emさん助けるために囮になった。」
em 「,,,!!ほんとに、ごめんなさい,,, 」
ci 「謝らんといてや笑
助けるって決めたのは俺らやし。
俺らはutにぃ達が無事に帰ってくんの
祈っとこ??」
em 「ッ,,,はい,,,」
少しして息を潜めていると、
?? 「あれッ!?rbrも誰もおらんやんけ!」
ci 「だれ,,,?」
隙間から覗くと、
金髪の男がウロウロしていた。
白衣を着てるから研究員だ,,,。
俺らは張り裂けそうな心臓と
もれてしまう息を殺して、身をひそめる。
kn 「おっかしいなぁ〜,,,。
場所間違えたかな,,,??」
独り言でかすぎやろ。
″ジジッ″
gr 「あー、こちらgr。
kn、聞こえるか。」
kn 「gr!誰もおらんのやけど!!」
gr 「rbrとzmは囮になったutとshaを追っている。
emとciは必ずそこの近くにいるはずだ。
ちゃんと探して捕らえろ。」
kn 「あーそういうことね。
了解。」
″ジッ″
kn 「さーて、どこやろ。」
怖い怖い。
grなんでそんなよめるの。
kn 「てか、ほんとにここらへんにおんの。」
そう言ってknは逆方向に行った。
em.ci ″ホッ″
あいつバカちゃう?
まぁ、ええけd
kn 「みーっけた!!」
ci.em 「わぁぁぁ!!」
なんで!?さっき、あっちに,,,!
″ガチャン″
やば、手錠,,,!
ci 「emさん!逃げ 」
″ガチャン″
kn 「よーし、2人確保ー!!
俺やっぱこっち系やな、向いてんの。
頭使うの向いてないわ。」
ci 「ッッ!離せよッ!!」
俺は力を精一杯振り絞り、
knを殴った。
kn 「,,,」
″ドッ″
ci 「ィ゙ッ!?!?」
em 「ciくん!!」″ガシャン!″
いってぇ〜,,,。
頭を思いっきり拳で殴られた。
子供に対する力じゃないだろ。
em 「ッ!離してください!! 」
emさんも一緒に抵抗してくれた。
kn 「はぁー,,,もったいないけど、いっか。」
″プス プス″
え、今何され
em ″バタンッ″
ci 「e、emさ
″クラッ″
ッ ″バタン″」
kn 「『また』これからもよろしくな。」
ci 「ぁ,,,」
くそ、utにぃ達、ごめん,,,
めっちゃ長くなってしまって申し訳ないです🥹
書きたいことありすぎてどうしても長くなってしまう,,,。
毎話毎話、最終話に近づいていっているので、
楽しみにしていただけると嬉しいです🥰
そういえば、メンバーの方々の活動が本格的になってきましたね,,,!!
knさんの配信では泣き、
mzybの新ビジュがよすぎてドキドキが止まらなくて、
でも反面寂しさもあって、と
感情が忙しすぎますね😵💫
でもほんとに新ビジュ好きすぎて、どうしたらいいですか!?
ut先生のメガネなくなっちゃった🥹と思ったら、
胸ポケットにちゃっかりあるし、
sypくんのビジュがドタイプだし、
shaちゃんは可愛いし、
tnさんは人間に進化してるし、
zmさんは人間やめても尚可愛かったし、
emさんはなんか強そうになってましたね。
みなさんの新ビジュの感想おしえてほしいです!!🤲🩷
最後に、タグについてですが、
自分の心の整理もついてきたので、
以前お伝えしたことと少し変更点があります。
それは、
作品に出てるメンバーが所属してるグループは、
タグ付けする、ということです。
把握、お願いします🙂↕️
コメント
3件
えええ?! emさんとciくん大丈夫か?? sya~(泣) 想像するだけで涙がでそうぅ(泣) なんならわいがサンプルになります