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〈 注意!! 〉
・これは完全妄想の物語となっております。
・御本人様とは一切関係がございません。
・キャラ崩壊にご注意ください。
※『視点主』「その他の人」〔”無線”〕です
[ケイン/オー視点]
『”おはようございます。”』
返事はない。
今日も1人か、と花を摘む準備を始めると、豪邸のドアが豪快に開いた。
「おはざいまー…ってお、ケインじゃん」
声のした方向を見れば、1人で5人分は喋ると言われる牢王蓮がドアの縁にもたれかかっていた。
『おはようございます。今日も元気ですね、蓮さんは。』
そう言えば、彼はズカズカとこちらに歩いてきて同じくカバンを漁り出す。
「俺いなかったらどこ行く予定だったん?」
『あぁ、花摘みにでもと。』
淡々と告げると、彼の手で私の準備の手を封じられた。
「花とかまだ在庫あったっしょ?せっかく俺いんだし街いこうよ街」
彼らしい誘いだった。まぁ、本心は花摘みが嫌なだけだろうけれど。
『……仕方のない方ですね。』
そう言うと、よっしゃ!とガッツポーズをする彼。
そんな彼に連なって私たちは街へ車を走らせた。
「服屋でも行くか、三銃士さん笑」
服ダサ三銃士。ケイン、レダー、刃弐の3人で構成される868の服がダサい組。
姐さんに付けられた不名誉な名前だ。
無い表情筋を動かして顔を顰めれば、ゲラゲラと笑いながら運転が荒くなる蓮さん。
『ちょっと、ハンドルはしっかり握ってください。私の命がかかってるので。』
「だってwwwははっ!変な顔wwww」
またもや顔を顰めるが、彼は笑うばかりだ。
そんなこんなで事故なく服屋に着いた。
しばらく服の前で頭を悩ませるが、どれをどう合わせればいいのか、良さなど全く分からない。
服選びのプログラムなどされていないから仕方のないことだが。
「ケインー、どー?」
私が悩んでいるうちに、彼は試着を済ませていたようだ。
『…ダメです、貴方にしてはカッコ良すぎる。』
「はあっ?意味わからんしっ?」
そう怒りながらも笑う彼は、私の持つ服へ目線を向けた。
「……え?ま?それ買うつもり???」
目線の先には、青い半袖シャツにベージュの短パン。
「いやおじさん!!おじさんですやん!!!」
まるでおじさんが着るゴルフウェアだと笑う彼の感覚はよくわからないが、やはり私に服選びは向かないらしい。
『じゃあ貴方が選んでください。』
えー、と少し悩んだと思えば、すぐに服を何着か手に取る。
「はい、これ着てきて」
渡されたのはジーパンに黒シャツ、そしていくつかの銀色のアクセサリー。
『…ロボットが…ジーパン。』
いいからいいから!と彼に背中を押され入った試着室でジャケットを脱ぐ。
何度見ても変わらないロボットの体を見つめていると、彼が催促をしてくるのでさっさと着替えて…
…悪くない。イカした自分が鏡の中にいた。
青い光に銀のネックレスと腕輪がよく映えている。
認めたくはないけれど、さすが彼の見立てだ。
『どうですか。』
カーテンを開け、そう彼に声をかける。
ニヤリと笑う彼の横には、いつの間にか成瀬夕コが立っていた。
『…姐さんまで。』
「やっぱいー服選ぶね蓮くんは」
で?と続ける姐さん。
「ケインくんはどんな服選んだの?」
半笑いで聞く姐さんと、私が最初に選んだ服を持っている蓮さん。
2人は顔を見合わせてゲラゲラと笑い出した。
「おじさんwwwwwおじさんすぎだってケインくんwwww」
「だから言ったっしょwwwww」
……あとでヘリでボコそう。
そう心に決めたケインだった。
今日もロスサントスは平和である。