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#カントリーヒューマンズ
ねがてぃぶろっこりー
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⚠注意
これは捏造です。捏造の塊です。
中の人は文章を書くのが下手です。誤字・脱字の可能性があります。
政治的意思、実際の国々とは関係ありません。
かなり調べはしているのですが歴史の間違いもあり得ます、ご了承下さい。
それでもいい人だけいってらっしゃい。
※文末にお知らせを載せています、出来ればでいいので最後まで読んでいってください🙇
『ひとまず応急処置は済んだのですが、ご子息様は体もまだ幼い故、少量の毒でもかなり危険な状態です。このまま意識が戻られるかどうか…』
『……解毒剤は…?…まだなのですか…』
『っ…使われた毒の種類を調べようとしたのですが、ティーポットの中から毒は検出されなかったのです…おそらく、ティーカップの中にすでに付着されていた可能性があります』
執事長からの言葉を最後に全員に部屋から出るよう命じた。恐らく犯人は決行日の前日夜、使用するティーカップの底に毒の液を仕込んだ。熱い紅茶が注がれ固まった毒が溶け出し、私たちは口にしたと…元となる薬がなければ解毒剤も作れない…計画性のある犯行だ…
先日私たちにお茶を運んだメイドたちを第一容疑者として地下の牢に入れておいた。だがきっと彼らが犯人では無いだろう…はぁ…今はなんにもやる気が起きない、毒を仕込まれたことに対する憎悪も体を蝕むこの毒も…今はどうでもいい、ただ…
ア「…………」
幼い顔は青白く、大量の汗が流れている。タオルで何度か顔を拭くも汗は止まらず、体は寒いのか震えていた。
イ「………」
一体誰が?何の為に?私たちを…頭の中が疑問符で埋め尽くされる。頭が割れそうなくらい痛く、心臓は鋭い針で刺されているみたいにジクジクする。体は重く目眩もするし、油断すればまた意識を失いそうだ。毒に耐性のある私でもこのザマだ、アメリカの苦しみは計り知れない…
イ「っ………」
私は…ただアメリカを抱きしめることしかできなかった。幼い体は毛布を被っているのに若干冷えていて、毒の影響か震えている。代わってあげたい、早く助けたい、でも自分は何もできない。
イギリスの権能【魔法】は万能ではない。傷や骨折を治すことはできるが、毒や病を消すことはできないのだ。だからこそイギリスは毒を最も恐れている。子供の頃から彼を苦しめてきたものの一つだ。国の化身だって死ぬことはある、当然だ。体は人間より多少丈夫とはいえ、造りはほとんど同じなのだ。私たち”国の化身”が死ぬ原因は国の崩壊、戦争など様々。毒で死ぬことだって全く不思議じゃない。
イギリスはギリっと奥歯を噛み締める。怒りで血が逆流しそうだ。この際自分のことなんかどうだっていい、なんとしてでもアメリカを救う方法を考えなければ。
「コンコン)…公爵様、お客様がいらっしゃいました」
イ「…客?誰とも会う気はありません」
「で、ですが…」
イギリスはバッと扉を開き、アメリカを起こさないようそっと閉めた。ギロリと睨みつけると執事長はその威圧に後ずさる。
イ「会う気はないと言っているでしょう!とっとと追っ払ってください!それも貴方の仕事でしょう!」
ふらっと倒れそうになるもなんとか意識を保つ。八つ当たりしてるのは分かっているが、今はアメリカを助けられる手段以外の話は聞きたくない。
「そ、それが…外国からのお客様で…会うまでここを離れないと…」
イ「……?」
外国人?
オ「…よぉ、遅かったな」
客室のソフィアに座っていたオスマンは手元の紅茶を啜る。正直言って絵にもならない光景だ…
イ「……何の用です」
オ「用がなきゃ来ちゃいけないのか?」
イ(こ…のっ…!!)
何が悲しくてこの状況の中こいつを客人として迎えなきゃいけないんだ。ただでさえイライラしてるのに、このままだとストレスで倒れそうだ…
イ「はぁ…」
オ「……顔色」
イ「…?」
オ「…体調、悪そうだな?」
オスマンはニヤリと口角を上げ猫のような瞳孔をした琥珀色の眼を細めた。ぞわっと体が震え顔色を悟られないよう背ける。
イ「貴方には関係ないでしょう…」
オ「…お前、息子居たんだな」
イ「…え?」
突然なんだ…
オ「前会った時に嗅いだあの匂い…まさか息子のだったのか、お前の上品な格好に似合わない薄汚い匂いだと思ったんだ、やはり孤児か?面白いことをする」
イ「イラッ)…っ」
オ「でもまさかお前にそんな趣味があったとは、言ってくれればもっとマシなガキをやったというのに」
イ「〜〜〜〜っ!!!一体何しに来たんですか!!!」
前髪を掻きむしり目の前の男に向かって怒鳴り散らす。オスマンは溜息を漏らし「そうカッカするなよ」と組んでいた足を降ろした。
オ「…お前ら、”毒”飲んだろ?」
ドクンッ…!
イ「…………え…」
なんで、なんでこいつが知ってる。屋敷の者達以外知らない筈、部外者でしかも他所の国の彼が何故……まさか…いやそんな訳…そんな訳っ…!!
イ「…っ、…っ!!……ま、…まさか…貴方がっ……」
オ「ニヤリ)…そうだと言ったら…どうする?」
ア『お”…どう、ざ…っ……』
____________っ!!!!!!
ガッ!
テーブルにあったシュガーポットを手に取りオスマンに向かって振り上げた。
イ「〜〜〜〜〜っ!!!」
よくも…よくもよくもよくもっ!!!!
オ「……怒りを俺にぶつけて気が済むのなら、どうぞ?」
イ「ギリッ)…っ、〜〜〜〜っ!!!!」
イギリスは何とか衝動を抑え手に取ったシュガーポットをテーブルに置き直す。ヒビが入りそうな音がなった気がしたが今はどうでもいい。落ち着けイギリス、ここで攻撃したら最悪戦争になりかねない。もちろんこんな奴に負ける私じゃないが、アメリカを助けるためには今はこいつの言うことを聞くしかないっ…!
イ「ハァ…ハァ…ハァ…っ、何が目的です…!」
オ「目的ねぇ……やっぱりお前には直球で言わないと通じないみたいだな、まあわかってはいたが」
オスマンは立ち上がりイギリスに詰め寄った。後ずさるイギリスの手を掴み自分の方へ引き寄せる。そして”権能”を発動するとオスマンの琥珀色の瞳がわずかに光りだした。
オ「俺のものになれ、英帝。そうすればお前の息子を救ってやると約束しよう、もちろんお前もその苦しみからすぐにでも解放してやる」
イ「…っ………」
オ「だが…もし断るのなら…」
オスマンはポケットから透明な液体の入った小瓶を取り出し私の前でぶらぶらと揺らした。解毒剤…だろうか…
オ「これは必要無くなるな」
イ「…っ!」
オ「さあ、どうする?」
イ「っ………」
ア『…お父様ぁ…ぐすっ…一緒に寝てもいいですか?』
ある夜、書類仕事が終わったイギリスがもう寝ようとベッドに入ろうとしたところにアメリカが突然部屋に来た。イギリスが買ってあげたテディベアを抱えて涙をポロポロ溢すアメリカはか細い声で父に聞く。
イ『!?アメリカ、どうしたんです?そんなに泣いて…』
ア『ううっ…こ、怖い夢見て…』
手の中のテディベアをギュッと握りしめ更に涙を流すアメリカをイギリスは抱き上げる。アメリカは直ぐ様首に腕を回ししがみついた。まるでコアラだ。共にベッドへ座りイギリスは息子の頬を伝う涙をハンカチで拭いていく。
イ『よくここまで来れましたね、偉いです…怖い夢、どんな夢だったんです?』
ア『っ…真っ暗な夢…です』
少し落ち着いたアメリカはイギリスに抱きついた。頭を腹にグリグリ押し付ける息子をイギリスは優しく撫でる。
ア『うっ…ぐすっ…お、お父様と会う前…僕、一人で彷徨ってたんです…何処で生まれて…どこへ行けばいいのかも分からなくて…ぐすっ…ある日、大人たちに攫われて…僕と同い年くらいの子たちがたくさんいて…真っ暗な場所に閉じ込められてたんです…ずっと…ずっと…っ、…本当は僕…夜が怖いんです…あの時を、思い出すから…』
イ『……アメリカ』
アメリカは過去に人身売買を目的とした人攫いに連れて行かれ、長い間倉庫に閉じ込められていた。ある日意を決して倉庫の扉が開かれた隙を狙い、全力で逃げ出した。走り、走り、走り続け、イギリスと最初に出会ったあの路地で力尽きた。
ア『ごめんなさい…お父様に迷惑かけたくなくてっ…言えなかったんですけどっ…最近は大丈夫だったのにっ…ごめんなさい…』
イ『…アメリカ、謝ることなどありません…私も実は…夜が怖いんです』
ア『…え?』
イギリスはずっと実の父によって暗い地下に軟禁されていた。明かりも夜になれば消え、真っ暗な闇が毎晩毎晩彼を苦しめた。そんなある日イギリスの権能【魔法】の力が目を覚ましたのだ。
イ『アメリカ、もしまた暗闇に呑まれることがあったら、”星”を見つけなさい』
ア『星?』
イギリスは手の中から小さな星々を浮かび上がらせた。魔法で作られた星々は小さいが眩い輝きを放ち、二人の周りを小さな星空に変えていく。アメリカは大きく目を開き、彼のサファイアの瞳が金色の光に照らされた。
ア『わあ〜〜〜!お父様、これって…!』
イ『ええ、あの空に浮かぶ星々です』
アメリカは小さな指で星に触れるとじんわりと指先が温かくなるのを感じた。
ア『こんなに近くで見るのは初めてです!』
イ『クスッ)…アメリカ、これから貴方はこの広い世界で生きていくでしょう、困難なこともあると思いますし、私が側にいてあげられないこともあります。そんな時に今日みたいなことがあったら、空を見上げなさい』
イギリスはアメリカを抱き上げ窓際まで歩く。窓を開けると空には無数に広がる星々と満ちた月が昇っていた。21世紀と違ってこの時代の夜空は本当に近く見える。
イ『星たちは貴方を導いてくれる、貴方の行く道を照らしてくれます』
ア『…もし…もしお父様と離れ離れになっても星たちを追って行けば、お父様のところにたどり着けるのでしょうか』
イ『…ええ、きっと…』
ア『パアアアーー)お父様!僕もう夜なんてへっちゃらです!』
イ『え、そ、そうですか?』
ア『はい!だってどんなに離れていてもお星様はお父様のところへ連れてってくれるから!』
イ『………』
呆然とするイギリスの首にアメリカは腕を回して精一杯抱き締めた。
ア『僕、離れていても必ずお父様を見つけます!絶対会いたくなるし、お父様のこと、大好きだから!』
イ「………っ…」
オ「…!!」
気がつけば、私は涙を流していた。何故なのかはわからない…ただ、私の頭の中をアメリカの楽しくて笑う姿、不安で寄り添ってくる姿、隣で安心して眠る姿。そんな他愛もない普段過ごした思い出が一気に頭の中に溢れ出てきた。一つ一つの思い出が涙と共にとめどなく流れていく。
オ「…………」
『助けて…!っ…助けて、ください…!』
オ「……ハハッ」
そうだ、この顔。この顔が見たかった。絶望的な状況の中、俺に泣いて縋る姿…あの時から決めていた、必ずこの哀れで愛しい存在を手に入れると…
オ「…英帝…いや、イギリス」
イ「ビクッ)っ…」
そっと頬に触れるとまるで怯えた猫のように体を震わせる。ルビーとタンザナイトからポロポロ流れるガラス玉のような涙が床にこぼれるのをもったいないなと感じた。
オ「お前はもう十分苦しんだろ?我慢する必要はない」
イ「っ…貴方に、私の何がわかるっていうんです…!」
オ「わかるさ、お前が”ガキの頃”からわかってる、常にイングランドの嫌悪に振り回されながらひっそり息をして、奴が作り出したこの国を治めて、お前はお前にとって何の意味もない人生に立たされている」
イ「っ…!」
オ「お前がイングランドを殺したことに後悔があるのか知らないが、お前が気に病むことじゃない。無理してこの国を守る必要など無い。俺の植民地となってその責任を捨て、全てを俺に委ねろ」
イ「………」
オ「俺のところに来い、お前の足枷を外してやる。これからのことなんて何も考えなくていい、俺以外のことなんて忘れさせてやる」
______だから、俺を選んで楽になれ
オスマンの言葉が頭の中で木霊する。脳が甘い囁きで麻痺していくようでこのまま眠ってしまいそうだった。でもそうなったら最後、こいつは今度こそ私を連れて行く気だろう。否定しなければならないのに…
イ(…嗚呼…本当に嫌になる…)
私にすべてを押し付けたイングランドにも、知ったかぶりをする目の前の男にも…そして…
イ(その知ったかぶりの囁く”中身の無い愛”の言葉に惑わされそうになる自分にも…)
これから私は世界中に戦争を仕掛け、数々の地獄を再び見ることになるだろう。正直…しんどい。国民の兵士たちが命を散らす様、家々が空爆によって焼かれる光景。あの惨劇をまた味わうことになるのかと何度も絶望した。あの歴史を繰り返すことになるなら…こいつに身を委ねても…いいかもしれない。そうすれば…歴史が変わるかもしれない。私にとっての未来がまだマシな方へ行けるかもしれない。
__________でも…そしたら”あの子”は…?
イ(……………)
ア『ヘヘッ、お父様!』
イ「………っ!!」
オ「!!?」
イギリスはオスマンの手の中にある小瓶に掴みかかる。とても毒を飲んだ後とは思えない力だった。瓶を掴むイギリスの手は小さくブルブル震えていたが決して放そうとはしなかった。
イ(アメリカッ…!私も…貴方のことがっ…!)
オ「イギリスッ、何を…!」
貴方の言うとおり、私は望んでもいない人生に立たされている。これから戦争をすることになるし、逃げ出したくなることもあるだろう。でももう決めた、私は逃げない。これまでこの現実に何度も絶望したが、いつだってあの子がいてくれた…あの子が支えてくれたから…!
イギリスはもう片方の手からナイフを取り出しオスマンに向かって振り下ろす。オスマンは間一髪でその手を掴んだ。すると一瞬小瓶を持つ手の力が弱まったのを見逃さなかったイギリスは直ぐ様小瓶を奪い取り部屋の扉まで走った。
イ(アメリカ…!アメリカ…!)
しかし突然イギリスの視界がぐらりと傾いた。毒の影響か、とうとう体に強い負荷がかかってしまった。そのまま床に倒れ込み薄れゆく意識の中呟く。
イ「…ア…メリ…カ……」
ここまでご愛読ありがとうございました。
いや〜、皆さん今年の夏は本当に暑いですね。
たまに大学で作業するので外に出ることもあるんですが目を覆いたくなるほどの眩さにマジで行きたくね〜…なんて考えてしまいます。
それは置いといて、フォロワー数が100人を突破しましたー!!めっちゃ嬉しいです、登録してくださったフォロワーの皆様、本当にありがとうございます。いいねもそうですけど、自分の趣味で作ったものを誰かに認めてもらえて凄く嬉しいです😭
そこでフォロワー数100人を記念して、リクエストを受け付けようと思います!詳細は「貧弱猫の呟き部屋」に載せておきます。リクエストをしたい方はそちらへお願いします。期限は特にありません。
いつもいいねとコメントをありがとうございます。
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コメント
5件
初コメ失礼します 一気見したんですけど感想が 第一:イギ可愛い 第二:メリカ天使イイイイ 第三:口角消えちゃった… だったんですけど神作品過ぎません?え、好きです(突然の告白)現実で変な声でましたよありがとうございます🙇続き楽しみにして待ってます!

100人おめでとうございます!!!🎂やっぱりオスマン帝国でしたから…まぁでも、オスマンは大英よりはるかにはやく滅びるけどねwアメリカが無事でありますように!
うわあ…第12話、めっちゃ重くて苦しいけど、すごく良かったです…😭💔 イギリスがオスマンに「俺のものになれ」って迫られるシーン、ゾッとしました。でも、それ以上にアメリカとの思い出——「星を見つけなさい」って言った過去が、彼の選択を支えてるのが胸に刺さります。最後に瓶を奪い返して、倒れる直前まで「アメリカ…」って呼ぶところ、もう泣きそうになりました…🥀 お父様としての愛が、どれだけ強いか伝わってきました。続き、すごく気になります…!