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どうも！空飛ぶ風船です！
前回の、すぐ百超えたのでニッコニコで描いてますw
それはそうと最近人狼ゲームの方投稿できてなくてすみません(TT)あの…行為シーンはできるんですけどそこに辿り着くまでが考えつかなすぎてw
今回はばぁうくん編です！
それではどうぞ！
ばぁう「っあ゛〜〜〜！やっと終わったぁ…」
帰りのチャイムが鳴り響く中、ばぁうは1人教室にいた。その理由は、てるとへの愛が強すぎて先生から説教を受けていたからだ
ばぁう「なんなんだよあの教師…俺ただてるちゃんに好きって言ってただけなのに…(千回以上)
…てるちゃんたち、もう帰っちゃったかな…まいっか、寮で会えるし」
軽い足取りで廊下は出て、寮へと向かっていた。この時間帯、学校は静まり返っていて少しだけ物寂しい
…そのとき
「うっ…ぁ…ごめんなさい…ごめんなさいっ…ひぐっ…ごめんっ…」
誰かの、小さな震えた声が聞こえた…
ばぁう「…？誰だ…？」
ばぁうは耳を澄ませながら、声のする方向に向かっていった。そこは…人気のない旧校舎だった。ドアの隙間から…また、あの声が聞こえる
「ごめんなさっ…ごめんなさい…ごめんなさい…」
ばぁうは、そっとドアを開けた…その瞬間
ばぁう「…！？はっ！？」
足元に、大きな穴が開いた。それに気づいた時には、もう視界はぐるりと反転していた。落ちていく感覚。音も、光も、声も…全て飲み込まれて…ばぁうは、”あの世界”へ堕ちた
ばぁう「うぅ…ここ…は…？」
ばぁうは重いまぶたをあげる。そこで、視界に映ったのは…
ばぁう「…は？」
自分
しかし、その”ばぁう”は、いつもの自信満々な表情も、溢れる愛情も、持っていなかった
肩を震わせて、なんども自分の爪を掻きむしりながら、涙を流して怯えている
そんな彼が…口を開いた
「ねぇｯ…俺…はさ…楽しいｯ…？」
歪んだ声、余裕のない喋り
「そっちの世界のてるちゃんはさ…笑ってるｯ…？しゆんも…タケちゃんも…バカみたいに騒いでるｯ？ずっ…ずるいｯ…よ…同じ…俺…なのにｯ…」
ばぁうはそれを聞き、言葉を失った。目の前にいるのは、確かに自分だ。しかし、その自分は押し込めて来た「恐れ」と「痛み」そのもののような気がした
「こっちの世界ｯ…ではｯ…てるちゃんが笑わなくなったｯ…俺が近づくとｯ…拒否されてｯ…話しかけてもｯ無視されてｯ…泣いて、逃げて…
きっと、俺が怖がらせちゃったからｯ…
…あの笑顔が壊れてくのが怖くてｯ、でも…止めれなくてｯ…気がついたら全て壊れてて、誰もいなくなったｯ…」
彼が、ゆっくりと顔をあげる。その瞳は涙と怒りと、狂気と___羨望で満ち溢れていた
「だからｯ…お前の世界を…よこせよｯｯ…てるちゃんが、笑ってくれてる世界。俺が、ちゃんと愛されてる世界…全部ｯ…全部俺が欲しかった世界だｯｯ！
俺だってｯ…守りたかった、幸せにしたかった…でも、できなかった…ｯ！
だから…変わって。俺は…もう一度”ばぁう”をやり直したいんだよｯｯ…！」
…沈黙
ばぁうは、ただゆっくりと彼に近づいた
ばぁう「…俺もさたまに思うんだよ。てるちゃんにどこまでしていいのかってなる時があってさ、嫌われるんじゃねぇかってすっげぇ不安になる
だから、冗談にして、ふざけて、隠して来たけど…本当はめちゃくちゃ怖ぇよ
だから、お前のこと他人事に思えない」
「っ…」
ばぁう「…だけどさ
てるちゃんを泣かせたお前にだけは絶対に渡さねぇよ」
ばぁうは、一歩前に出る
ばぁう「壊れた世界で後悔してな。俺は今の世界で…てるちゃんと、”今”を生きる」
その言葉を聞いて、彼が叫ぶ
「ちがっ…違う！！！俺だって、てるちゃんのことが大好きだ！守りたかった！笑って欲しかったんだよｯ！！」
彼の涙が流れるのと同時に世界にヒビがはいる
「俺はっ…愛したかっただけなのに…！」
世界が崩れた……そして、彼も崩れるように座り込んだ。その目には大粒の涙が流れていた
＿＿＿くん！
＿ぁうくん！
てると「ばぁうくんっ！！！」
ばぁうが目を覚ますと寮の玄関にいた。目の前には、心配そうに、少し怒ったような顔のてるとがいた
ばぁう「ん…？てるちゃん…？」
てると「心配したんだから…ばかっ…」
その言葉に、ばぁうは胸を締め付けられた
ばぁう(…あいつの分まで、ちゃんと守んなきゃな)
「…ごめんねてるちゃん。帰るの遅くて」
てると「ほんとだよ！いつ帰ってくるのかと思って玄関きたら倒れてるしさ！ほら！みんなのとこいくよ！」
てるとは手を差し出して来た。…ばぁうは、その手を黙って握った
…その翌日、人気のないはずの旧校舎の黒板に、書かれていなかったはずの言葉が
『今度こそ守れるのか？』
お帰りなさい！えー…また短いですねw風船の小説はこれくらいの長さ…と思っていただければ！
それでは特に話すことないので、ぐっばるーん！
next→120♡
コメント
2件
めっちゃいいです👍🏻
200まで連打しました
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