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桃受け集 🍣

4 - 第4話 [白桃]

♥

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2022年09月23日

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白桃

学パロ注意

最年少チーム/高一

年中チーム/高二

最年長チーム/高三

白桃付き合ってます。


切ない系です、死ネタ⚠️




「雨、すごいなぁ。」

何気に休み時間より騒がしい教室の窓に手を当ててそう呟いたのは彼氏の初兎。

鳴り止まぬ轟音と降り止まぬ雫。

原因は台風だ。暴風警報と大雨警報が出されたため、現在は全校生徒学校待機中。

「はぁ…お陰で体育祭も中止だしね。」

(主の体育祭も中止/2022/09/24((

「俺それはありがたいんやけど。」

「まぁね?」

何気ない会話や下らない日々。そんな日々に恋に落ちた。だから俺は彼と共に過ごせる事を、毎日心から待ちわびている。

「ないちゃん、ちょっと来てや。」

手を引かれて教室を出る。たどり着いたのは空き教室。

「どうしたの?」

「…俺とないちゃんが付き合った日、覚えとる?」

「覚えてるけど…。」

「この日も台風やったやんか。」

「あー!確かに。」

「たまには思い出話もええかなって。」

「ふふw初兎ちゃんらしいよ。」

俺たちが付き合ったのは今日のような台風の日だった。

「なぁ、ないちゃん。」

「俺と離れ離れになったらどうする?」

「え?…うーん。」

彼の一言に首を傾げる。

でも俺の答えはただ1つ。

「俺はいつまでも待ってるよ。」

「絶対に目移りなんてしない、かな…。」

こんなことを言うのも照れくさい。

が、真実。俺はいつまでも待ち続ける。

「ありがと、可愛ええなぁ。」

「どーいたしまして。」

「…ないちゃん、俺な、」

「後少ししか生きられんねん」









「…は?」


「だから…、最後に…ここに来たかってん。」

「俺がないちゃんと付き合って、初めてキスした場所に。、」

「なぁ、キスしてや。」

彼は止まらない。先走る言葉も、頬を伝う涙さえも。

「いいよ、する。」





君の唇に口付けを。

余命宣告された君へ。

最後の贈り物。














どうでしたか!!

ちょっと意味不な系になりましたが…、

ここまで読んでくれてありがとうございます!

この作品はいかがでしたか?

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コメント

1

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みなさん台風お気をつけて!!

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