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撮影現場で天音と再会した日の夜から、私の体調は非常に悪くなった。ありがたいことに翌日は仕事が入っていなかったから、ずっとベッドに転がっていた。そんな私の事情も知らず、LINEは届く。うたたねをしていたらしい。目が覚めてスマホを確認すると、瑠加君と爽太君から『会いたい』とメッセージが入っていた。
この体調では無理だと思ったが、瑠加君の言葉が頭をよぎった。
──『あの子のことは瀬理奈と会えない日に呼び出しているだけ』
この誘いを断れば、瑠加君は天音を誘う。しばらく天音と顔を合わせなければいけない私は、きっと嫌でも引きずってしまう。そして天音はマウントを取ってくるだろう。耐えられるわけが、ない。私はギュッとスマホを握って胸に押し当てた。
『何時ですか?』
瑠加君はすぐに返信してきた。
『九時半でいいかな? 瀬理奈の家に行くよ』<***************************
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