「涼ちゃん、ちょっと外、出といでよ。今日は俺らで準備するからさ。」
朝起きると、若井がもう目を覚ましていて、小声で僕にそう言ってきた。元貴は、まだ布団に包まって眠っている。
「…そう? じゃあ、お言葉に甘えて。」
僕は、朝の支度を終えた後、久しぶりにプライベートで一人時間をもらった。一応の変装に、メガネとマスク、派手な色の髪の毛を隠すバケットハットも、身に付けておこう。
とはいっても、今の僕らに街をブラブラ出来るような自由はなくて、結局はいつも行きつけの、会員制の個室カフェへと足が向かった。会員カードを入り口にかざすと、鍵が開き、落ち着いた木製のドアを開けることが出来る。案内板に表示された部屋に向かい、タブレットで飲み物を頼む。
あ、だけど、若井たちがきっと僕の誕生日会の準備をやってくれているから、あまりお腹を満たすのは良くなさそうだな。そう考えて、カロリーの高そうなクリームたっぷりの飲み物を削除して、ブレンドを注文する。するとすぐに、個室の小窓の外にあるカウンターへ、飲み物が運ばれてきて、タブレットで知らせが届く。僕はそれをテーブルへ移し置いて、タブレットで受け取りボタンを押した。
ホッと一息ついて、窓の外を眺める。ひっそりとした裏通りにある小さなビルの為、眺めはさほどよろしくはない。だけど、一人時間をゆったりと外で過ごしたいなら、これで十分だな、と僕は口角を上げた。
もう元貴は起きたかな。朝ごはんは何があったっけ、お腹空いたって言ってるだろうな。若井困ってないかな、一人で元貴の面倒見ながら、僕の誕生日会の準備なんて…。
そんな事を考えていると、なんだかソワソワしてきて、若井にLINEでも送ってみようか、とスマホを手に取る。出掛けてからまだ二時間も経っていない事に驚きつつ、LINEを開いた。
すると、スタッフさん達から、グループLINEに僕へのおめでとうメッセージが沢山送られてきているのが表示された。その一つ一つに目を通していると、統括マネージャーの仲村さんから、グループLINEに新規メッセージが届いた。
『大森さんのノニサクウタ、沢山のメッセージが届いていますよ。また、データで送らせてもらいますね。藤澤さん、お誕生日おめでとうございます!』
良かった、あの形でも、みんなに届けて良かったんだ。喜んでもらえたんだ。また家に帰って落ち着いたら、みんなでメッセージを確認しよう。ぽかぽかとした気持ちでスマホを見ていると、若井から個別のLINEが届いた。
『涼ちゃん誕生日プレゼント』
そのメッセージの下に、音声データが送られてきた。なんだろう、とタップして、最小音量でスマホを耳元へ近付ける。
『…ん〜…。』
『…じゅうぶん…。』
『…ぷっ…。』
『ふふ…。』
『…涼ちゃん、起きてる?』
『…ん…。』
『…ギュッて…してもいい?』
『…少しだけね…。』
『…涼ちゃん、あったかい。大好き。…おやすみ…。』
若井の寝言録音アプリの音声データだ。あの夜の、若井の寝言から僕たちの会話まで、全て録音されてしまっていた。僕は、顔が熱くなって、手でパタパタと仰ぐ。つまり、これって、若井も聞いたって事だよね? うわ、恥ずかしい…。
そう思いながらも、僕はそれから何度も、その音声データを再生しては耳元に近付けて、元貴の甘える声を繰り返し聴いてしまった。
ブレンドも飲み終えて、そろそろお昼時という頃に、再び若井から連絡が入った。
『帰ってきていいよ』
どうやら、準備を整えてくれたようだ。僕は最後の一口を流し込み、タブレットで会計を済ませて個室を出る。このお店は、店員さんであっても一切お客さんと顔を合わせないようになっているので、身バレを恐れず気楽に来ることが出来て、僕はお気に入りなのだ。
すぐにタクシーを配車して、帰宅の途に着く。
せっかく若井がくれた一人時間のプレゼントだったけど、結局は元貴と若井の事を考えただけで終わっちゃったな、と、窓の外を見ながら、くすりと笑った。
「ただいまー。」
玄関で靴を脱ぎながら、中へ声を投げかける。返事はない。これは、さてはアレだな。僕はニヤリと笑いながら、廊下を歩いてリビングのドアを開けた。
パン!
パン!パン!
軽快な音が鳴って、僕に向けて色とりどりの紙テープが飛んでくる。やっぱりな、と笑う僕の頭から肩から、全てテープ塗れになった。火薬の匂いが、鼻を掠める。
「涼ちゃん、誕生日おめでとー!」
「おめでとー。」
若井が二個、元貴が一個のクラッカーを手に持ち、お祝いの言葉を掛けてくれた。
「ありがとう、若井、元貴。」
紙テープを取り去りながら、お礼を言う。上着を脱いで壁に掛けてから、ご馳走が並ぶテーブルへと、腰を据えた。
「これ、全部若井が?」
「うん、元貴が留守番しててくれるって言うから、どうせならって、ちょっと良い店回って、色々買ってきたよ。」
「そうだったんだ、大変だったでしょ。ありがとね。」
「ううん、ほらこれなんか、ちゃんと窯で焼いたピザだよ。キノコたっぷり。」
「ほんとだー、美味しそう!」
僕らのやり取りを、微笑みながら元貴が見つめる。
「元貴は? なに食べたい?」
「…んー…、これ。」
クロワッサンのようなパンに生ハムやクリームチーズなどが挟まれた、美味しそうなサンドイッチを指さした。
「ずいぶん大人っぽいの食べるんだね、はい。」
「ありがと。」
「元貴に唐揚げとかも買ってきてるぞ、いいの?」
「うん、これ美味い。」
大きな口で齧り付いて、笑顔でそう答える。僕と若井は、ふふ、と笑って、それぞれに選んだご飯を口に運ぶ。
「ん! 美味し〜い。」
「んん、これも、ウマい。」
「元貴も、食べてみる?」
「うん、ひと口頂戴。」
「はい。」
「元貴、俺のもやろう。」
「ありがと。」
「僕さー、せっかく若井がひとり時間くれたのに、結局ずーっと元貴と若井の事考えて、カフェでボーッとしちゃった。」
「えー、もったいない。ゆっくり買い物とか行ってきたら良かったのに。…あ、俺のプレゼントのせいか?」
若井がニヤリと笑う。僕は顔が熱くなって、やめてよ、と口を尖らせた。
「涼ちゃん。」
あらかたご飯を食べ終えて、ふー、とお腹を落ち着かせていると、元貴が僕を呼んだ。
「なに?」
「プレゼントあるんだけど、受け取ってくれる?」
「プレゼント? もちろん、嬉しい。」
若井の方を見ると、首を傾げて、俺も知らない、と呟いた。元貴が仕事部屋からアコギを持ってこちらに来る。ああ、そうか。『ノニサクウタ』を、僕の為だけに歌ってくれるつもりなんだな。そっか、嬉しいな。
「ちょっと…若井も、そっち座って。」
元貴が、僕達をソファーへ移動するように促して、自分はダイニングチェアをその前に置いて、座った。僕と若井は、並んで座って、顔を見合わせる。俺も? と若井が首を傾げるので、僕も同じ様に首を捻って、 また元貴を見つめた。
ジャラン、とコードをなぞったと思うと、ギターをコツコツと叩いてリズムを取る。
今日もただ
“独りで寂しい”と
君の前で思ってしまう
貴方のその優しい愛は
僕には美しすぎるんだ
僕と若井は、同時に息を飲んだ。
『They are』だ…。
でも、なんで…、なんで…?
その歌い方はまるで…。
許してくれなくていい
僕が愚かなままでいい
心が凍えそうなんだ
温めてくれるだけでいい
元貴が、僕を見つめて、真っ直ぐに歌っている。まるで、これまでの僕の心を見透かされているようで、僕は心臓の鼓動が速くなっていく。
君の喜ぶ顔も
泣きそうな瞳も
僕を呼ぶ声も
生きて居るんだ
君は僕を 置いていくんだ
僕だけ歳を
とらないみたいにさ
若井が、僕の肩に手を触れた。そちらを見ると、元貴を見つめたままの若井の眼には涙が溜まって、今にも零れ落ちそうだった。僕も、鼻の奥がツンとして、視界がボヤける。
今日もただ
“独りで寂しい”と
君の前で思ってしまう
貴方のその優しさでも
僕は傷を負ってしまうんだ
神様どうか、答えて
君を愛せていたか 解らないんだ
歌い終わった元貴が、唇を噛み締めて、下を向いている。
若井が、震える声で、言葉を絞り出した。
「………元貴?」
立ち上がって、ソファーの横にギターを立て掛けた元貴が、若井に向けて笑顔を見せた。
「…元貴? え、戻っ…た? ホントに? ホントに戻ったの? ねえ。」
顔をクシャッとさせて、涙を流しながら若井が畳み掛ける。
「…どうすれば、信じる?」
「………なんか、…なんか、元貴しか知らない、俺の事…とか…。」
「んー…。…中学ん時、若井が若井の兄ちゃんの部屋に入って探したエロほ」
「わーーーーー!!!!!」
若井が大声で、元貴の話を遮る。碌な話ではなさそうな事だけは、分かった。
「お前さー! え、てゆーかお前…い、いつから?」
「今朝…かな。うん、今朝。」
「お前…お前、言ってよぉ…! もおー!」
若井が、泣いたり怒ったり忙しく表情を変えながら、元貴に抱きついた。元貴は、若井の背中に手を回して、ポンポンと優しく叩く。
「ごめん。………ごめん。」
「…言わなかった事と、忘れてた事だろ。」
「うん、ごめん。」
「ゆーるーさーぬー!」
「許さないんかい!」
あはは、と二人で高らかに笑い合って、若井が元貴の肩をガッチリと組んだ。
「曲も? 全部思い出したの?」
「うん、もう全部、思い出した。」
「そっか…そっかそっか! 良かったなぁ! なぁ涼ちゃん…」
若井が、僕を見て固まる。そんなに驚かないで、僕だって驚いてるんだから。
だって、涙が、一滴も出ないんだ。
さっきは、『They are』を聴いて、あんなに感動してたのに。涙だって込み上げてきそうだったのに。何故か今は、感情が空っぽなんだ。時々ある、感情が遅れてやってくる、そんな感じ、なのかな。
僕は、ハッとして、なんとか口角を上げ、二人に微笑みかけた。
「ホント、良かった。」
若井が、困った笑顔を見せて、僕の肩をポンと叩いた。と思ったら、いそいそとカバンに荷物を詰め始める。
「んじゃ、安心したし、俺帰るわ。」
「え?」
「元々、今日は二人の予定だったし、な。」
若井が、太陽みたいな笑顔を僕らに向ける。僕は立ち上がって、若井の腕を取った。
「ま、待ってよ、でも、今日は三人で…。」
「涼ちゃん、これも、俺からのプレゼント。今日は二人でゆっくり過ごしな。」
若井が、そっと僕の肩に手を添えた。ずっと、ずっと、僕を支え続けてくれた、暖かで優しい手だ。
「じゃ、メリークリスマス、じゃなかった、誕生日おめでと!」
若井がヘヘッと笑って、リビングドアを開けると、部屋から出て行った。その方を向いて見送ったまま、僕は後ろの元貴に振り向くことが出来ない。
元貴が、戻った。
戻った…って、何が?
元貴が忘れてたのは、ミセスと、若井と、洗面所で倒れた事。
僕の事は…忘れた事すら、忘れてた。
怖い。
…怖い?
そうか、感情が空っぽなんじゃない、この場に合ってないんだ。元貴の記憶が戻って嬉しい、感動、幸せ、なはずなのに、僕は、今、怖いんだ。元貴の中に、僕への気持ちが、どんな風に戻っているのか、それが見えなくて、分からなくて、怖いんだ。
そもそも、僕への気持ちが、戻っているのか、…残って、いるのか。
しばらくの間、黙って二人で立ち尽くしていたが、不意に元貴が歩いてリビングドアへ向かって行った。
「…涼ちゃん、来てくれる。」
少しだけ顔をこちらに向けて、静かに僕を呼ぶ。僕は、こくりと頷いて、元貴の後を歩く。元貴が向かった先は、洗面所。ドアを開けて、折り畳みの踏み台を出した。
「…俺さ、なんであの時、涼ちゃんに『ダメ』って言ったのか、ずっと引っ掛かってたんだ。」
「…え? …それは、地震の時の…じゃないの?」
「…なんか、怖いとか、危ないとか、そんな感じじゃなくて。ただ、涼ちゃんにそこにいて欲しくないみたいだった。だから、昨日の夜、ここに確かめに来たんだ。ここに立ったら、地震の時の怪我はすぐ思い出した。なんか記憶を掴めそうな感じがあったけど、涼ちゃんに見つかっちゃって。だから、布団に戻った後、俺、もう一回ここに来たんだ。」
「え…。」
あの後、僕が布団に入って元貴への考えを巡らせていた時、誰かが歩く足音が聞こえた。あれが、また洗面所へ向かう元貴のものだったのか。
「そ…それで…?」
「ここに、何かあると思って。」
そう言うと、元貴が踏み台に登り、吊り棚に手を伸ばす。雑多に置かれた洗剤のストック達を掻き分けて、その奥へと手を伸ばすと、元貴の手に小さな紙袋が掴まれて、戻ってきた。
「そしたらね、これがあった。…俺は、これを、涼ちゃんに見られたくなかったんだ。」
元貴が、僕を見下ろして、優しく微笑む。
「昨日の夜、これを見つけた途端にね、全部の記憶が、ぶあーっと、頭に流れ込んで来た。」
ストン、と台を降りて、元貴が僕に近づいてくる。小さな紙袋から、これまた小さな箱が出てきた。その紙袋をよく見ると、最近元貴がよく身につけているブランドと同系統の、メインブランドの物だった。
「…これが、俺の記憶の全てだったんだよ、涼ちゃん。」
そう言うと、その小箱を、両手で優しく開ける。斜めに開いた蓋の中には、儚く光る、指輪が納められていた。僕は、それを見つめた後、元貴の顔を見る。その眼は、もう親愛だけを湛えてはいなかった。もっと大きな、もっと深い、僕の全てを欲する、あの元貴の眼だった。
「俺の、20代のうちにやっておきたい事。」
「え…?」
「涼ちゃんを俺に縛り付ける指輪を、贈りたい。」
その言葉で、僕の頬にやっと、暖かな雫が伝っていく。左手の甲でそれを拭うと、元貴がそっとその手を掴んで、引き寄せた。そして、僕の薬指に、その儚い光を纏わせる。ヒヤリとして、元貴の愛に、縛られた感触がした。とても心地の良い、約束。
「涼ちゃん、愛してるよ。これからの一生を、俺に全部頂戴。」
喉の奥が締め付けられて、顔が歪むのが分かっても、それを止められない。嗚咽を漏らして、ボロボロと涙を零した。元貴が、そっと僕を抱きしめる。
「…返事は? くれないの?」
「…わ、…わす…れた…くせ、に…!」
僕は、元貴にしがみつきながら、吐き出した。本当は、こんな事言いたい訳じゃなかったのに。だけど、溢れ出した、これまで飲み込み続けた言葉達は、どうしようもなく元貴へと飛んでいった。
「なん、だよ…! ママ…って…ふざけ、んな…! りょ…ちゃん、って…意味なく、呼ぶな…! もと、きの、…ばか…! あほ…! ぽんこつ…!」
元貴が、僕の口をキスで塞ぐ。何度も、何度も、角度を変えて、塞ぎ続ける。
「…他には?」
「………悲しかったよ…寂し…かったよ…ずっと、ずっ…と、若井が、支えて、くれて、ても、独り、だったよ…。」
ずずっと鼻を啜って、袖で目元をぐしぐしと拭う。
「ずっと、独りで、記憶の中の元貴に、恋してたんだ…。すごく、しんどかった…。」
元貴が、また僕を抱きしめる。今度は、強く、強く。これまでの僕の寂しさを、全部抱きしめるように、強く。
「…でもさ、記憶から涼ちゃんを全部追い出さなかった俺、結構優秀だと思わない?」
そんな元貴の言い訳に、プッと吹き出す。元貴も、ククッと喉を鳴らして、笑った。そっと身体を離して、また、元貴がキスをする。唇を割って、舌が大きく入ってきた。
「ん…。」
元貴の両手が、僕の腰を引き寄せ、元貴の下半身が、僕に押し付けられる。僕は、後ろの洗面台に手を掛け、尚も深くなる元貴のキスに、身体の力が抜けていくのをなんとか堪えていた。
「はぁ…もとき…。」
「…どんだけ、してなかったと思うの。どんだけ溜まってると思う?」
グイグイと、元貴の硬くなった中心が、僕の太腿に押し付けられる。わかってるよ、僕だって、そうだ。だけど…。
「…ごめん、元貴、全部、僕の部屋だ…。」
「…は?」
「10歳の元貴に、あんな物見られたら絶対にダメだと思って、ローションも、ゴムも、全部、片付けて、僕の部屋に置いてきちゃった…。」
「…ふーざけんなよぉ〜…!」
元貴が眉根を顰めて、不満全開の表情で嘆いた。僕の左手をとって、元貴のモノを触らせる。
「どーすんの、これ、どーすんのよ!」
「……く、口で…とか?」
「やだよ! いややってもらうけど! それだけじゃやだ! 入れたい! 涼ちゃんの中に入れたいの!」
「…ちょっと10歳残ってる?」
「残ってねーわ!」
僕が眉を下げて困っていると、元貴が何かを思いついた顔をして、僕に尋ねてきた。
「涼ちゃん、全部って、どこのやつ?」
「え、えっと、寝室のサイドテーブルの中と、洗面所の棚のやつ…。」
「…だけ?」
「え? うん。」
「よっしゃ!! 残ってる!」
「え?」
元貴が、勢いよく洗面所を出ていき、ソファー横のサイドテーブルの引き出しを開けて、なんとそこからローションとゴムを取り出して得意げに笑った。
「ほら!あった!」
「…いや、なんでそんなとこに入れてんの…誰かに見られたらどーすんの!」
「誰もこんなとこ見ねーよ。てか涼ちゃん以外基本来ないし。」
「わ、若井は来るでしょ!そこに座るでしょ!」
「若井なら見つけてもそっと閉じるよ、アイツは気遣いのできる男だ。」
「見つかるのがダメって言ってんの!」
「うるせーなぁ! あったんだからいいだろ! 涼ちゃんだって嬉しいだろ?! セックス出来るんだから!」
グッと僕は言葉に詰まって、赤い顔で元貴を睨む。元貴は、僕に近づいて、手を取り指を絡ませる。優しくキスをすると、顔を近づけたまま、甘い声で囁いた。
「涼ちゃん、しよ?」
ああ、ずっと欲しかった、元貴の眼、元貴の言葉。熱を持って、劣情を露わにして、僕の全てを逃すまいとする、強く深い愛。
僕は、口付けを返して、それを元貴からの愛への、返事とした。
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忙しくて乗り遅れちゃった💦 おはようございます。 Thy are、何回聞いても泣いちゃいますよね💦 涼ちゃんも泣いちゃう曲。 ensembleツアーのDVD見るたびに涙が出ちゃいます😢 お出かけしてても2人のことが気になる涼ちゃんが切ない🥹 でも、元貴君の記憶が戻ってほんとに良かった✨
お母さん?前半お母さんいた?外出しても家のことが頭から離れないお母さんいたよね?笑(お父さんもいたけど🤣) …と思ったら。 元貴くんの話す漢字で戻ったんだなと思いましたよ😏 『They are』からの指輪、プロポーズはズルいですね🥹泣くしかない! プロポーズの言葉がまたいい✨縛り付けるですって🤭💕 涼ちゃんが自分の思ってることちゃんと言えて吐き出せてよかった。10歳もときくんも可愛いけど、
They areはずるい! この曲以外当て嵌まらないもん まず元貴くん還ってこれて良かった。 誰もが危ないから踏み台から降りてと言ったと思ったでしょ!まさかの、、ね They areで泣いて、元貴くんのこれからの一生を俺に全部頂戴でも泣いて。 もぅ、七瀬さん勘弁して~👋♥ だから七瀬さんの作品好きよ! いよいよラストなのね、新作も待ち遠しい。