テラーノベル
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ソロアーティストとして路上ライブをする💛と俳優、歌手として活動する🩷のお話
※M!LKは存在しません。🩷はアイドルではなく俳優としてデビューしています。
4.5話で完結予定です✩.*˚
佐野side
今日は映画の撮影が終わり役者やスタッフ達と打ち上げの日。有難いことに主演として出させてもらったが正直こういう集まりは嫌いだ
どうせなら家でゆっくりしていたいし自分がしたいことをしていたい
俺は俳優としてデビューしたが本当の夢は歌手。 たまにソロアーティストとして出させてもらっているが、自分自身も撮影で忙しいためカバー曲を披露することしか無い。
自分の曲が欲しい。それが俺の夢だった。
めんどくさい事に付き合わされる前に俺はそれっぽい理由を話して店を出た。
「ちょっと散歩すっか」
東京の空気を思い切り吸い込む、やはり東京の空気は美味しくない。偽りの味がする 。
すると狭い道路のつきあたりになにか演奏のようなものが聞こえてきた。耳を澄ましてみると歌声も聞こえてくる。
俺はそこに吸い込まれるように向かっていた、
「〜〜♩」
そこには俺より一回り小さい華奢な男性がギターを持ち、弾き語りをしていた。彼の歌声はマイク無しでも通るんじゃないかと思うほど芯のある綺麗な歌声。
聞いたことない曲だけど俺はその場で立ち止まり彼の歌声に浸っていた。
「〜…ありがとうございました。」
路上ライブは終わってしまったらしい。タイミングが悪かったのか1曲しか聴けなくて少し後悔。また彼の歌声が聴きたい、ギターを弾く姿をみたい。
そんな気持ちでいっぱいになってしまい 俺は気付いたら彼に声をかけていた。
「君めちゃくちゃ上手いね聴き入っちゃった」
「えっ、あっありがとうございます。」
「最後の曲って誰の曲?」
「あっあれ俺が作詞しました。」
「……えええ!!!?!!」
俺は衝撃で身バレ防止のサングラスが外れてしまった。慌ててサングラスを探すが彼は俺の顔を見ても騒ごうとしない。もしかして俺を知らないのだろうか
「サングラス、どうぞ。」
「えっ、、あごめんありがとう、」
「えっ待って佐野勇斗、?」
「ガチ!?どこ!!」
最悪だ。こんな駅前で人が多い所で見つかってしまったもっと彼と話したいのにこの場から離れなければ。サングラスをかけ直そうとすると彼が俺の腕を引っ張り路地裏に連れ去られた
「えっ、どうしたの、」
「佐野勇斗さん、でしたっけ?なんかやばそうだったのでここに連れてきたんですけど、もしかして何かやられてる方ですか?」
やっぱり彼は俺のことを知らないらしい。逆に好条件だ。
「いやまぁちょっとだけ俳優しててね」
「俳優!?すみません無知で…」
「いやいいの!俺全然売れてないから」
「あの歓声で売れてないは無理ありますよ」
「…ごめん」
「佐野さんはここにいてください。俺ライブの片付けしてくるので。」
彼が俺の元から離れようとするため咄嗟に手首をつかみ動きを止めてしまった
「あのさ、!明日ここでライブやってる、?」
「…?はい」
「明日も来ていい、?」
「…っ!もちろんです!この時間にやってるのでぜひ来てください!」
また彼に会う機会ができてその場で飛び跳ねそうになった。てかさっきは前髪で見えなかったけど凄い可愛い顔してるな。かっこいいというより美人な顔。
「そういえば名前は?」
「あっ、吉田仁人です。」
吉田仁人、か。俺は日常の中の楽しみがひとつ増えたような気がした。
第1話終了です❕
なるべく早く更新していきますので第2話楽しみにしててください💖
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