TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

ひなた　の小さな冒険

一覧ページ

「ひなた　の小さな冒険」のメインビジュアル

ひなた　の小さな冒険

第13話 - 第13話　バスで冒険

7

2024年10月13日

#ドラマ

#大人ロマンス

#ちょいエロ？

#オリジナル

#ファンタジー

重田💋（omoda）

シェアする

この作品はいかがでしたか？

7

重田💋（omoda）

プロフィール

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール

テラーノベルのスクリーンショット

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

ホーム

検索

通知

本棚

私の名前はひなた。昔、小学校の近くにあったプールで変な母子にからまれ、無理やり裸の写真を撮られたことがある。すごく嫌だった……はずなのに、11年くらい生きた中で一番興奮した。それ以来、またお外で裸になりたいって思うようになっちゃった。

この間は風の強い日にワンピースで出かけて遊んだんだ。で、そのとき、さすがにミニスカートは危なすぎてやめたんだけど、今日みたいな普通の日は、やってみてもいいかも……。

スカートは、確か奥のタンスにもっと子どもだったとき履いてたスカートがあったな。……うわ、これはダメだ、短すぎ。普通にしててもパンツ見えちゃう。

ええっと、他には、あっ、これとかいいかも。

よし、これで、パンツを脱いで……。これでちょっとお出かけしてみよう。どこがいいかな。

うう、普通にしてたらバレないと思うけど、パンツ履かないで街中歩いてると、なんかドキドキする……。このかっこで、階段歩いてみよっかな。

誰かに覗かれたら、履いてないのばれちゃう……。誰も通って欲しくないような、誰かに来てほしいような……。

ふぅ。今日はあんまり人に出会わないな。もうちょっと人が多いところに行きたいような……。そうだ、バスに乗ってみよう。わあ、そこそこ込んでいるな。座ったら見えちゃいそうだから、立っておこう。

「お嬢ちゃん、ここ空いてるわよ。座りなさい」

「あっ、あの……」

どうしよう、親切なお婆ちゃんが話しかけてきた！

「ほら、遠慮しないの」

「あ、ありがとうございます……」

座っちゃった！　これ、大丈夫？　見えてない？　さすがに、丸見えってことはないと思うけど……。なるべくすぐに降りなきゃ、やばいかも。

「あ、私、次のバス停で降ります。ありがとうございました！」

「そう？　気をつけてね」

ふぅ、どきどきした。でも、楽しかったかも。次はどんなことして遊ぼうかな……。