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一気に読んだけど、、とにかくあべさくカップルに目がいった笑 悪友読んだのはまきぴよちゃんのが初めて!どきまぎするふっかさんが可愛い💜
康二ドンマイ...ふっか、もう二度と一緒にサウナいかないって...w(by夢凛)
💙今日寒い…早くサウナ行ってあったまりたい…
なべが収録終わりに少し遅れて楽屋に帰って来た。
🧡しょっぴー、この後サウナ行くん?俺も行く!!!
💙いいけど、いつもみたいに裸で引っ付いてくんなよ康二
🧡コミュニケーションやん!裸の付き合いやろ!!
💙裸の付き合いはいいけど、距離が近いって言ってんの俺は。ましてや裸だし
🧡え?しょっぴー恥ずかしいん?
💙そりゃ恥ずかしいし、何より暑苦しいんだよ
🧡またまたぁ、嬉しいくせに
💛俺も行こうかな。一緒に行っていい?
🧡えー、照兄邪魔せんといてやー
💙行こう行こう。照がいた方が助かる
🧡なんでなん?冷たくせんといてよ、しょっぴー!
そこまで他人事だと思って見ていた俺に、急に照が声を掛けてきた。
💛ふっかも行かない?
💜えっ、俺???
きたきたきたきたきたきたきたきt
照が誘ってくれたおかげで、俺は合法的?になべの裸を見ることができる。
なんていいやつなんだ、お前は。
思わずむせび泣きそうになるが、俺はグッと堪えた。
しかし顔は相当だらしなくなっていたに違いない。
💜そんなに言うなら行ってやってもいいけどぉ…
🧡誘ってへんわ!
康二のジェラシーは無視して、俺たちは4人でサウナに行くことになった。
やった。嬉しい。
サウナあんまり行ったことないけど、楽しみだな。
テレビ局のすぐ近くにこんな楽園があるなんて知らなかった。
芸能人がよく集まるサウナらしく、セキュリティもしっかりしている。値段も安くはないけど、なべとサウナデートできると思えば大したことはない。
康二はいつもこんないい思いをしてるのだなと俺はちょっと妬けた。
照となべが服を脱ぎ、さっさとサウナへと入る。康二が慌てて付いて行く。
俺も遅れて後に付いて入った。
ちょうど他にお客さんもいなくて、リラックスできそうだ。
照となべは、温度が高い上の段に座った。
俺は照に勧められるままに下の段に座った。
慣れないうちはあまり無理するなということだろう。康二は、照をどかして、なべの隣りに陣取っている。
💙他にいくらでもスペースあるだろ。割り込んでくるなよ
🧡だって、しょっぴーの隣りにおりたいやん
💛もう、好きにしろ
なべと照は目を閉じて、サウナの熱に身を任せている。
俺も目を閉じて、暖かさに集中することにした。
じんわりと身体が温かくなっていき、じとっと玉の汗が浮かんできた。熱と水蒸気とで少し息苦しいけど、我慢しているのがなんとなく気持ちよくなってきた。
💙どう?いいでしょ?
いきなり隣りからなべの声がして、俺は目を開けた。
知らない間に隣りに座っていたらしい。
どぎまぎして、言葉が中々出なかった。
💜あ、う、うん。いいね。気持ちいいね
💙だろ。ハマるんだよこれが。
なべは笑顔を見せた。
ほぼ初心者の俺が楽しめるように気を遣ってくれたのだと思うと、本当に優しくていいやつだと思った。
💛俺、ここらで一回水風呂行くわ
照が降りてきて、サウナの外へ出た。
💙あ。俺ももういいかな。ふっかも、適当なところで水風呂に来いよ
🧡え!じゃあ俺も行く!!!
なべに続きドタドタと康二が出て行くと、サウナの中は静かになった。
俺は身体と一緒に心がぽかぽかになったような気がして、少しその余韻を楽しんでから水風呂へと向かった。
💜うーわ、水風呂も気持ちいいなー!
💙この繰り返しが気持ちいいんだよ
💛ふっかもハマりそうだね
💜ハマるかも…
ハマって、いつかなべと二人で来れたらいいなと妄想していると、康二が水を掛けてきた。
🧡くらえ!!ふっかさん!!!!!
💜ぶはっ!!!何すんだよ康二!!
それからは康二と本気の水の掛け合いになり、ついついはしゃぎ始めてしまった俺たちを残して、照となべは上級者らしく落ち着いてサウナを楽しんでいたのだった。
おのれ、康二…。
俺も最年長として大人らしくあっちに混ざりたかったぜ…。
もし、次回があるとしたら、絶対康二とは来ないぞと俺は心に誓った。