腐りかけの豆腐様からのリクエスト!
「柔軟性ありありかぶちゃ」でし。
どぞ!(今回多分だいぶ短ぇ)じゃあ
天羽組の道場。そこは数々の武闘派たちが自身の力を磨く場所である。
でも鍛錬するとは言ってもいきなりやるとなると怪我の元にもなるわけで。稽古前は必ず準備運動や柔軟などをする決まりがある。
本日道場には武闘派、須永陽咲也と速水泰輝、飯豊朔太郎、そして小峠華太がいた。
そして各々が準備体操やらなんやらをしていたのだが…
速水「飯豊君、体固すぎじゃない…?」
飯豊「お前に言われたくねえわ!」
開脚をしている舎弟たちの体がめちゃくちゃに硬い。
成人男性なのだから仕方ないっちゃ仕方ないような気もするが。
そしてその二人の後ろからとどめを刺すように須永が床にぎゅうぎゅう押し付ける。
須永「えーい!」
速水「いだだだだだだぃっ!!!」
飯豊「ぅ゛ぐぁぁああっ!!?」
小峠「須永の兄貴 …こいつら死んじまいますよ…」
小峠が静止をかけ、須永はちぇー、とぶすくれた。
すると須永が、ちょうど屈伸をしていた小峠に対し提案をもちかけてくる。
須永「華太もやってみろよぉ。開脚ぅ。」
小峠「ゑ、」
速水「そういえば小峠の兄貴が柔軟してるとこ見た事ないや。」
飯豊「是非とも見てみたいです!」
そして小峠は露骨に嫌な顔をするが、兄貴分の命令は絶対のため、仕方なく床に座り込み、前に倒れた。
小峠「分かりましたよ……えいっ、」
そして小峠が開脚をした瞬間、場が凍りつく。
須永「……あれれぇ、俺たち幻覚でも見てるのかァ?」
速水「…小峠の兄貴には股関節という概念が存在しないのかもしれない。(?)」
飯豊「人体って不思議だな。(?)」
小峠の上半身は全面が地面にピッタリと張り付いていたのだ。
そして開脚で成人男性が足を開くことが出来る角度はせいぜいいけて100°と言ったところだが、小峠は180°開いている。
小峠「これで満足ですか?」
そしてその状態のままで余裕に喋っているのだ。苦しがっている様子もない。
須永「華太きゅんいつも事務作業で座りっぱなしのクセして体柔らかいなぁ……びっくりしたァ…」
速水「年上に体のやわらかさ負ける僕たちってなんなんだろうね。」
飯豊「細胞壁があるんだよ(?)、多分。俺達にだけ。」
速水「何情報?それ。」
飯豊「Goo⚫le先生。」
舎弟が変わった特技を見せた以上、それを放っておく須永ではない。
調子に乗ってリクエストをし始めた。
須永「じゃあ…あれはぁ!?前後で足開くやつ。」
小峠「んーと、………こうですか?」
飯豊「………すげえ…っていうかもう別次元だわ…」
無論小峠はそれに応え、またもや化け物じみた柔軟性を見せる。
もはやその辺のバレエ選手にも余裕で通用するレベルである。
須永「んー、じゃあY字バランス!」
小峠「…えっと、……あ、できた。」
速水「グフッ!」
飯豊「ゲフッ!」
Y字バランスを完璧に決めて見せたは良いものの、何故か舎弟たちがその場にぶっ倒れた。
かくいう須永も顔を真っ赤にしてそっぽを向きしゃがみこんで顔を覆ってしまった。
須永「///…??」
なにせ、エロい。一言で言うとエロい。めちゃくちゃにエロいのだ。
顔面偏差値の高い整った顔で?スタイル良くて肌白くて?そんでもっていつも堅物顔してパソコンと睨み合ってるみんなのあこがれ(天羽組の天使)がY字バランスだぞ?
そんなものエロくなるに決まっているであろうが。
小峠「…いきなりどうしたんですか…?」
足をおろした小峠が須永に歩み寄り、しゃがみこんで首を傾げて聞く。おまけに前髪のかき上げ付き。須永にちゃっかりかわいいのトドメを刺してしまった。
須永「ゴフェッ!!!」
小峠「兄貴ぃー!?」
そして道場に小峠の叫び声が響き渡った。
ありがとうございました!
いやぁ、いいお題をくれたものですわ。
楽しかった!
お次はjojo lands様のリクエスト😊
お楽しみに!
コメント
8件
かぶちゃん猫みたいなところありますもんね…🫶🏻☺💓
とても良きすぎる もう死んでもええわ( ˙³˙ )