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『んじゃ!!』
まるで今にもニカッという音が聞こえそうなほど屈託ない笑顔を浮かべる貴方の輝きに目を奪われた。
キ「ッ、、、」
一目惚れをした。生まれて初めて、
貴方の声に、瞳に、全てに。
名前もしらない貴方に、
俺は見惚れてしまっていた。
題「・勘違いの一目惚れ・」
キ「先輩!!!」
いつもここに居てくれる
が「あ!キラリー!」
返事を返してくれる
キ「先輩今日もカラオケ行っちゃいます?」
一緒に居られる それだけで幸せだったんです
が「っしゃ行こう!!!」
キ「おー!!!!」
それ以上望まないし、望む気もなかったんです
キ「せんぱ、、、、」
が「あ、りらー!!」
どうして 俺の方を向いてくれないんですか?
が「そんで____ww」
辛い
り「ふはっwあ、キラリー!」
が「俺家帰るわ〜またなー」
あからさまに避けないで
り「おう!またな!」
俺を居ないものとして扱わないで
り「、、、大丈夫、?」
キ「大丈夫!もう吹っ切れた!」
もう 考えたく無かった
り「俺ん家くるか?雨零もいるけど」
キ「、、、、行く」
全部忘れたい。
雨「あ、キラリやん、やほ」
り「雨零俺といる時よりキラリ居る時の方が口数増えるのなんなん」
雨「しらねぇよ」
ここに居ると落ち着くんだ
キ「草☆」
先輩の事を忘れられるから
り「俺ジュース取ってくるわ〜」
り「俺と雨零はカフェオレだろ?んで__」
カフェオレ、、先輩がいつも飲んでたな
先輩が、、、
キ「ッ___」
キ「ごめ、俺帰る」
まず、俺がここに来るのが場違いだったんだ
り「ん、」
雨「、、、あまっt」
ピーンポーン
キ「あ、、、、ッッ」
一瞬頭が真っ白になった
キ「せ、、、んぱ、、、」
が「あ、やべ」
初めて会った時から変わらない、先輩のそのヘラっとした笑顔
が「あの、、、そのぉ、、」
どんな言葉でもいい、俺に向けて発せられるその声が嬉しかった
キ「な、、んで、、、」
言葉が詰まった でも
が「、、、、」
それでも
キ「なんで、無視したんですか」
貴方の口から聞きたかった
が「ごめん、、、仕方なかったんだ」
キ「言い訳なんて聞きたく無いんですよ!」
いつも一緒に居てくれていたのに
キ「俺が、、俺がどれだけ傷付いたか」
ある日、急に顔も合わせてくれなくなった
キ「わかりますか?」
が「キラリ、、、ごめん、、、」
言い過ぎた 俺のバカ こんなこと言うから
り「はぁ、、、がり?謝るだけでいいのかよ?」
が「えと、、これからも仲良くしてくれますか、、?」
もう忘れたかったけど
キ「はい」
貴方から言われたら断れないじゃん
が「やった!!」
り「うるせぇ先に事情だけ説明しろ」
が「んぐっ…..」
でも もう遅いんだよ
が「キラリ!俺彼女出来た!」
キ「、、、、、」
知ってるよ 先輩
キ「おめでとうございます!」
その事を1ヶ月俺に隠してた事くらい
キ「取り敢えずリア充は爆発ですね!」
先輩は俺の事分かってないのに
が「ちょぉい!」
やっぱり諦めないといけないのだろう
キ「(あの時から分かってたはずなのに)」
が「どうしても、苦しいんだね」?
キ「ッ、、、、?」
が「どうした?」
キ「大丈夫です」
苦しいといくら叫んでも
他の誰かに届いても
一番伝えたい先輩が知らなかったら
意味ないじゃん、、、ね
キ「あっさりだったなぁ、」
り「お疲れ様」
キ「はぁ、疲れたぁ」
り「俺の胸に飛び込んでおいで!」
キ「その無い胸に飛び込んだところでなんだよな。それ胸じゃねぇだろ、まな板だろ、嘘つくんじゃねぇ」
り「テメェ目ん玉潰すぞ」
キ「いやこっわ」
り「そーいや俺の親戚の子が今年入学してくるらしいんだよ」
キ「へー、どんなこ?」
り「えーとね、あ、奈々!!」
もう経験する事はないと思っていた
り「あの子!!」
キ「おーなんて偶然、、、」
人生二度目の一目惚れは
奈「りらさん!こんにちは!」
甘酸っぱい桜の味がしたんだ