テラーノベル
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sr視点
僕は今日もアンチと戦う。
声も顔も知らない相手にボロクソ言われて。
それでも僕は折れない、こんな奴らのために死ぬなんで馬鹿馬鹿しい
それに僕はみんなで約束したんだ。
絶対メンバーで東京ドームに立つって。
もちろん、そこになろ屋さんも一緒に。
僕は信じてる。
きっとなろ屋さんの病気は治るって。
この間、ふとサムライ翔さんとKAITOさんの会話を聞いてしまった。
余命宣告_
なんとも恐ろしい単語。
聞いた瞬間背筋が凍った。まさか、まさかなろ屋さんに限ってそんな訳ないと。
そう信じてる。
あーあ。
早くなろ屋さんに会いたいな
面会許可…出ないのかな…
nr視点
「だから!そこをなんとかお願いしま…ッぁゴホッ、っ…すってば!!」
必死に主治医に頼みこむ。
それでも主治医の顔は難しいままだ。
あれから考えた。
本当にこのままじゃメンバーに会えずに死んでしまうのではないだろうか。
それならもう無理矢理面会許可を降ろした方がいいのではないだろうか。
そんな頭のおかしい結論に至った。
どうやら僕の頭はきっと病気のせいでおかしくなったのだろう。
「…うーん、この話の途中でも咳込んでますし…難しいかと…」
どんだけ粘っても主治医の意見は曲がらない。
仕方ない、作戦Bだ。
必殺、情に訴える作戦!!
「このままじゃ僕死んじゃいますよ!!!!友達に会えずに!!なんとかお願いしますよ!!」
「…んー…、じゃあ、ここ一週間体調が落ち着いてたらいいですよ。
あ、だからと言って体調悪いのを隠したらもう今後一切面会許可出しませんからね。」
お!情に訴える作戦成功!!
後半ほとんど聞いてなかったけどまぁいいや。
「わー!!ありがとうございますー!!!ゔ、…ッぁゴホッゴホッ…ぁ゛ぁ…」
やっべぇ…どうしよう、こんなとこで咳なんてしたら面会許可でないよ…
「ちょ、今のむせただけっす!!気にしないでください!!」
「めっちゃ気にするんですけど…」
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