※この物語はフィクションです。
実在の人物及び団体などとは一切関係ありません。
〈Case 17@過去との再会〉
「花島さんを刺したのは、絶対に 誉(ほまれ)じゃない」
ホームズはそう断言した。
俺は信じられない気持ちで、「本当か」と問う。
するとホームズははっきりと頷いた。
「誉は血が怖い。血液恐怖症なのかはわからないけど、血に対するはっきりとした恐怖心があるね」
鳩尾(みぞおち)を冷やりとしたものが撫でる。
話していないことを知られているのは、とても恐ろしいことのように思えた。
「なんで知って……」
「誰だって血がべったりついたらパニックになるけど、誉はまともに息もできないって感じだった。焦点もろくにあってなくて、今にも卒倒しそうで。それに、誉の家には刃物が一切ない」
「まさかお前――」
そのために不法侵入して家探ししてたのか?
ホームズは*******************
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