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なんでもないような事でも涙が出る
皆何も悪くないのに
皆努力してるのに
何も良いところの無い自分が大嫌いで
ずっと死にたかったんだ。
唯一寝る時のみは人と関わることの無いから
少しは安心出来る
夢の中だけは私の心は平和だ
今日もぐっすり寝よう。
「次は、活け造り 活け造り」
恐ろしいアナウンスで目が覚める
都市伝説で言う〈猿夢〉だろうか
それは私にとって好都合だった
ようやく、死ねるのだから。
そしてついに私の番だ
早く、私を殺してくれ
「次は、ひき肉 ひき肉」
その時はきた
私は抵抗することも無くそっと目を閉じ、待つが
痛みが来ることは無かった
「…」
『…あれ』
「つまらないですねぇ。」
そう目の前から聞こえた
そっと目を開けると前には青い車掌服に身を包んだ男がいた
いわゆる「擬人化」された猿夢だろうか
『…なんで殺さないのですか』
「抵抗しないからつまらないんだよ」
無差別では無いことに少し驚いたのは秘密にしておこう