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今、私はとても困惑しています。いや、焦って思考が停止しそう。言葉を紡ぐのがやっとだよ…
なんでって? いや、目の前にいるこの人が、仕事の相手だなんて思わなかったから!
私の家は昔の昔から、いわゆるボディガードが生業なんです。昔は今でいう「SP」って感じで、要人を守っていました。
だけど、今は用心棒というかボディガというか…になり、依頼が入らないと仕事もないんです。
ちなみに私の両親も祖父母も、思いっきり現役のウチの社員。 ん?ああ、聞き間違いじゃないですよ!
祖父母も働いてます!両親より稼いでm…いいえなんでもありません!そもそもすっごい若く見えるんですよ。
祖父母と一緒に出かけた時、偶然近所の人に会って、こう言われました。
「あら絢芽ちゃん、ご両親とお出かけ?いいわねぇ」って。両親と祖父母は似すぎています…間違い探しができるくらい。
あ、すみません忘れてました!はじめまして、私の名前は髙橋絢芽(タカハシ アヤメ)です。E高校に通ってます、高1です!
…そろそろ本題に入りますね…私は仕事初挑戦なんですけど、現在顔合わせみたいなのをやってて…
ちょっと私の記憶をどうぞ…
_15分前_
父:絢芽。入るぞ、準備はいいか?
絢芽:もうお父さん、大丈夫だってば!分かってるよ、上手くやるから…
父:(コンコン、ガチャッ)失礼します、お待たせ致しました、NBGの者でござi…ん?
絢芽:え…、え?
部屋の中に居たのは、私と同じE高校の制服を着た男の子だったんですよ!?
依頼主:おや…その制服ということは、私の息子と同じE高校にお通いで?
父:そうですが…まさか同じとは(@_@;)…ほら絢芽、挨拶しなさい(コソッ)
私:は、はじめましt…
依頼主:ああ、大丈夫ですよ。一目で分かりました、あなたはお強い方だ。さて髙橋さん、時間がもったいないですし、契約書を書いてしまいませんか?
父:え??あ、はい…絢芽、隣の部屋で待ってなさい。
絢芽:!?どういうこと、お父さん!そんなの聞いてないって!💦(コソッ)
父:いいから、早く((
依頼主:急にすみません(_ _)予定が入ってしまいまして、急がなくてはならなくなり…ほら、輝羅も行きなさい。
依頼主の息子:んえ、俺も?まあいいや、終わったら呼んでね〜…あれ、あの子もう行っちゃったのか…
_現在_
絢芽:(どうしようどうしよう、あの人もうこっちに来ちゃうよ!何を言えば…ああ自己紹介しなきゃ!)
輝羅:ごめんね、出てったの気づかなかったわ〜待たせちゃったね、
絢芽:いえいえ!…えと、はじめまして、髙橋絢芽と申します。すみません、その、色々…
輝羅:色々ってなーに?君は悪いことしてないでしょwああ、俺は宙峰輝羅(ソラミネ キラ)
同じ高校だなんて思わなかったよ〜ていうか、学年も同じじゃない?青色のリボン、1年でしょ((
絢芽:え、宙峰さんも1年ですか…?絶対に年上だと思ってましたΣ(´∀`;)
輝羅:絢芽ちゃんって呼んでいーい?あはは、よく言われる〜w
絢芽:あ、お好きにどうぞ…
輝羅:堅いな〜…まあいいや、明日からよろしくね!
絢芽:え?
輝羅:7時40分くらいに学校で待ち合わせ!間に合いそう?絢芽ちゃんは((
絢芽:まあ、はい…
輝羅:よし、俺、頑張るね!
絢芽:?何を…
依頼主:輝羅、絢芽さん、終わりましたよー
輝羅:行こっか!
絢芽:…はい((