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第四話


「じゃあ、こっちに来て」

私がそう言うと…

湊「敬語」

と、なんか文句言われた。

「はいはい、来てください」

湊「へい」

私は仕方なく敬語を使うことに…。


うわぁ……コイツ、ほんとにムカつく。

私をメイドかなんかと勘違いしてるでしょ。絶対。

私、こういうタイプ結構苦手なんだけど…。

まぁ、後輩の為頑張らないと!

「はい、湊く…」

「ゴホン!」

「雨宮さん?こちらをご覧ください」

湊「あ?なんだこれ」


「一日三周ほどのランニング」

「筋トレ」

「陸上部は主に、走る、蹴る、投げる、という三種の基本技を中心として活動していまーす」


湊「お前、それキツくないのかよ」


「“お前”?私の名前は柏木あやめ………ね?」


ふっふっふ……。

やられたことはやり返す…。

さぁ!柏木先輩と呼びたまえ!


湊「お前h……」


「君天然?」


湊「俺は天才だ」


うん。

馬鹿なんだってことはよく分かった。

「そうなんだねー」

「すごいすご〜い」

私は棒読みでそういった。


湊「で?お前はさっき言ったこと全部に関してどう思うんだよ」


「……は?」


ん?話のずらし方のプロか?こいつは。

……

「んー、正直に言うとキツイ…かな?」

「でもさ…」


湊「?」


「君がいてくれたら頑張れそう……かも」

私がからかいのつもりでそう言うと…、、、

湊「………」

「俺、用事思い出したから帰るわ」

「じゃあな」

湊くんがしばらく黙り込んでから、そんなことを言われた。

私はびっくりした。

「は!?」

「ちょ!」

「えぇ!?」


「ちょ、ちょっと待って?!」

「あとなんか顔赤かったよ?!」

「熱でもあるんじゃないn…」

私が彼を引き止めようとするも…。


ビューーン。


…………あ…行っちゃった……。


わぁぁぁ!あそこでふざけたのはさすがに失敗だったかな?(現在一人反省会)

もしかしてキモかった?


ぁぁぁぁごめぇぇぇん!!


一人部員のがしたァァァ!!!

ごめんね後輩ぁぁい!←そっち?

私…やっちゃったよ……。

やらかしちゃったよ……。


すると……、、、


モブくん「あ、あの…」

!!!


むむむっ!これは新しい子の匂い!!!(変態?)


「あっ!君、体験入部の子!?」


モブくん「え、あ…は、はい…」

ギュッ(手を握る)←無意識

「待ってたよぉ〜!」

「こっちにおいで?お姉さん何でも教えちゃうよ〜!!」

「ねぇ!君どこ中?」(ヤンキー?)


モブくん「あー、えー………」


………あ。

な、なんか困らせちゃった感じ?

これ。


で、でも………、、、


よぉぉし!これでまた新たな部員GET〜!

(まだ入るとは言ってない)

よしよし!この調子でどんどん部員集めるぞー!


えいえいおーっ!!!

_________________________________

〜????said〜


……


湊「俺以外には、あんなことすんのかよ…」

高校生活最後に出会った君は。

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