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ずっと一緒にいたかった
ずっと一緒にいると思ってた
なのに貴方は私を置いていったの
本当にバカな人。
わたしは貴方とならどこにでもいけるのに
ミーンミーンミーン
夏は嫌い
暑いし。汗をかくし。虫が多いし。
「ねーすず!」
「ん?どうしたの?」
「今日暇?」
「行きたいとこあるんだけど!」
「あーごめん今日はちょっと…」
「え〜まぁしかたないか」
「まだ教室残るの?」
「うん。ちょっと用事あるから」
「じゃあお先に〜」
「またあしたね」
「うんばいばい」
(こんなに暑いのに出かける元気が
あるなんて、さすがみき)
みきは幼稚園からの幼なじみ
というか、この辺の人は全員小中一緒。
バスは1時間に1本のド田舎
辺りは田んぼや畑だらけ
山に囲われて絵に書いたような田舎
ガラ
「あ、すずじゃん」
「まだ残ってんの?」
「うん。でももう帰るよ」
「颯介は部活?」
「おう。」
「でも今日は熱中症者も出たから
ミーティングだけだった」
「大変だね。」
「こんなに暑いのも異常だ」
「たしかにな笑」
「今から帰りなら一緒に帰ろうぜ」
「うん。かえろ」
颯介も幼なじみ。みかとか他の人と違って
物心がついた頃には既に一緒にいるのが当たり前の存在だった。
「にしても部活大変そう」
「まぁ大変だけど」
「なにより好きだからさ!」
「そんなに好きになれるものがあるの」
「ちょっぴり羨ましいな」
「すずだって好きなことあるじゃん」
「?」
「泥団子作り」
「いつの話!?笑」
こんな他愛のない話を毎日して
毎日が過ぎる。
夏は、長いな