TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

「待てやゴルァー!!!」

「あははは!捕まえられないじゃ〜ん!」

「……ふふ、アーサーさんとフランシスさん、仲がよろしいですね」

と笑顔で言う菊に対して、茂みの中から出てきた王耀が、

「これには訳が………というやつある

それよりどこ見てそう言ってるあるか……」

と答えて経緯を説明しだした。




「そんなに好きだったらさ、証明してみろよ!!」

フランシスがアーサーとの口論の中、そう言った。

「はぁ?じゃあ俺が菊を✕✕✕すればいいのか?」

「うわー、キモすぎて無理……」

「何の話をしているんだい??」

アルフレッドが聞いた。

「俺とコイツ、どっちが菊のことが好きなのかって話だよ」

「で、証明しろって話」

「茶番あるな……」

「そう思うならお前の菊への想いはそれまでだ」

「な………!?!?何言ってるあるか!!!!

我が菊を1番愛してるに決まってるある!!!!」

「ほら乗っかった」

「でも証明するものが必要なんだよね〜?ん〜…、」

フェシリアーノが真剣な顔で悩んでいると、イヴァンが、

「じゃあー、鬼ごっことかどうかな〜?」

「子供あるな」

「え〜?いいと思ったんだけどなぁ〜」

少し不貞腐れているイヴァンにルートヴィッヒが言った。

「……ふむ…………確かに名案かもしれないな…」

「マジかよ」

「第3者に鬼を任せ、鬼ごっこをし、最後まで生き残った者が菊についての褒美をもらう………のようだったら合理的に確かめられるかもしれん……」

「その褒美って何だい?」

「………………………………………はだかえぷろん、とか…」

「「「「「「うわぁ……………お………」」」」」」

ルートヴィッヒの想像以上の返答にその姿を想像した一同、言葉が漏れる。

「それでいくぞーー!!!!」

「乗ったぜ……!」

「しょうがないなぁ………俺もやる〜!!!」

といった気合の入った声が飛び交った─────




「『うわぁ……………お………』

じゃないですよ!?!?何を言ってしまっているのですかルートヴィッヒさん!!!!

る、ルートヴィッヒさんだけはこちら側だと思っていたのに…………」

「どんまいあるね」

「うぅ…………

でも、何故逃げる気であったアーサーさんが鬼になっているのです?」

「あいやぁ、最初は……………………………………、、、、?誰がやってたか忘れたあるが(マシュー)ー……、そいつに最初のやつが捕まるまで鬼をやらせて、それからー…まぁ、俗に言うふやし鬼あるね」

「なるほど………」

と、菊が答えたのと同時に、鬼の光るような両目がこちらを見た。

「!!!見つかったある!!!

また後である!!!菊!!!!」

と言い残して去っていった。




「で、鬼ごっこをした結果、全員捕まった、と…」

「僕が最後まで残った瞬間、みんなの走るスピード上がってさぁ〜、あとちょっとだったのに〜…」

「独り占めはあまり良くないからな」

「よく真面目な顔で言えるあるね……」

「では、これでおしまい、ということですね………ふぅ………よかったです………」

「何を言ってるんだい?全員捕まったから全員拝むに決まってるじゃないかー!!」

「え、生き残った方とおっしゃっていたのですよね…………??」

「ここまでやってたらそりゃあ見るのが筋じゃない?」

「いやいや、私そんなこと聞いてませんから…!」

「ほらぁ、もうここにエプロンあるよぉ〜?」

「どこから…!?」

「菊、大人しく従うあるよ…!」

「今回は断固拒否ですよ………!!!!!」

という言葉を言い、菊が駆け出した。

「待ってよ〜〜!!!もうヘトヘトだよ〜〜!!」

「しょうがねぇ………着させるために追いかけるぞ………」

「うふ、今そこに行くからね〜!」


今日も化身たちは愉快だ。


この作品はいかがでしたか?

161

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚