「待てやゴルァー!!!」
「あははは!捕まえられないじゃ〜ん!」
「……ふふ、アーサーさんとフランシスさん、仲がよろしいですね」
と笑顔で言う菊に対して、茂みの中から出てきた王耀が、
「これには訳が………というやつある
それよりどこ見てそう言ってるあるか……」
と答えて経緯を説明しだした。
「そんなに好きだったらさ、証明してみろよ!!」
フランシスがアーサーとの口論の中、そう言った。
「はぁ?じゃあ俺が菊を✕✕✕すればいいのか?」
「うわー、キモすぎて無理……」
「何の話をしているんだい??」
アルフレッドが聞いた。
「俺とコイツ、どっちが菊のことが好きなのかって話だよ」
「で、証明しろって話」
「茶番あるな……」
「そう思うならお前の菊への想いはそれまでだ」
「な………!?!?何言ってるあるか!!!!
我が菊を1番愛してるに決まってるある!!!!」
「ほら乗っかった」
「でも証明するものが必要なんだよね〜?ん〜…、」
フェシリアーノが真剣な顔で悩んでいると、イヴァンが、
「じゃあー、鬼ごっことかどうかな〜?」
「子供あるな」
「え〜?いいと思ったんだけどなぁ〜」
少し不貞腐れているイヴァンにルートヴィッヒが言った。
「……ふむ…………確かに名案かもしれないな…」
「マジかよ」
「第3者に鬼を任せ、鬼ごっこをし、最後まで生き残った者が菊についての褒美をもらう………のようだったら合理的に確かめられるかもしれん……」
「その褒美って何だい?」
「………………………………………はだかえぷろん、とか…」
「「「「「「うわぁ……………お………」」」」」」
ルートヴィッヒの想像以上の返答にその姿を想像した一同、言葉が漏れる。
「それでいくぞーー!!!!」
「乗ったぜ……!」
「しょうがないなぁ………俺もやる〜!!!」
といった気合の入った声が飛び交った─────
「『うわぁ……………お………』
じゃないですよ!?!?何を言ってしまっているのですかルートヴィッヒさん!!!!
る、ルートヴィッヒさんだけはこちら側だと思っていたのに…………」
「どんまいあるね」
「うぅ…………
でも、何故逃げる気であったアーサーさんが鬼になっているのです?」
「あいやぁ、最初は……………………………………、、、、?誰がやってたか忘れたあるが(マシュー)ー……、そいつに最初のやつが捕まるまで鬼をやらせて、それからー…まぁ、俗に言うふやし鬼あるね」
「なるほど………」
と、菊が答えたのと同時に、鬼の光るような両目がこちらを見た。
「!!!見つかったある!!!
また後である!!!菊!!!!」
と言い残して去っていった。
「で、鬼ごっこをした結果、全員捕まった、と…」
「僕が最後まで残った瞬間、みんなの走るスピード上がってさぁ〜、あとちょっとだったのに〜…」
「独り占めはあまり良くないからな」
「よく真面目な顔で言えるあるね……」
「では、これでおしまい、ということですね………ふぅ………よかったです………」
「何を言ってるんだい?全員捕まったから全員拝むに決まってるじゃないかー!!」
「え、生き残った方とおっしゃっていたのですよね…………??」
「ここまでやってたらそりゃあ見るのが筋じゃない?」
「いやいや、私そんなこと聞いてませんから…!」
「ほらぁ、もうここにエプロンあるよぉ〜?」
「どこから…!?」
「菊、大人しく従うあるよ…!」
「今回は断固拒否ですよ………!!!!!」
という言葉を言い、菊が駆け出した。
「待ってよ〜〜!!!もうヘトヘトだよ〜〜!!」
「しょうがねぇ………着させるために追いかけるぞ………」
「うふ、今そこに行くからね〜!」
今日も化身たちは愉快だ。
コメント
2件
菊さんの裸エプロンみたぁぁぁぁぁi…(((((殴 Per favore, mostramelo, per favore... (みせてくださいお願いします…)
菊さんの裸エプロン…グヘヘヘ…