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どうも、向井ミキです。
昨日は菜以和くんと初めてちゃんとお話したけど、初っ端からやばかった……何よりも彼に全くドキドキしなかったし、嫉妬する暇もなかった……
今日は、鬼塚さんとお話したいと思います。
ギャルってだけで仲良くできないと決めつけるのは良くない!と思ったのもだけど、
浮気されてるって知らずに居るのも可哀想なのと……恋敵と思えない……
「あ、え、ぁ……ぉにづかさん……」
「えー?みきりんどしたん笑」
ギャルが怖いのは私が陰キャだからかもしれない……
「……?(みきりん全く目が合わない……)」
うぅ……目を逸らしてしまう……
「……菜以和くんのこと、どのくらい好き……?……ですか。」
「え、まじ好きぴ〜なんか、ほっとけないってか〜私以外面倒見れなさそーっていうか〜笑」
鬼塚さんは本気で菜以和くんのこと……
「あいつ最高で4股してるし、浮気されてもなんも思わんわ笑」
……今私が菜以和くんと付き合ってること言っても、なんとも思われない気がしてきた……
……って言うか、私は本当に菜以和くんと付き合って居るのだろうか?異性とお弁当を一緒に食べるのは小学生の頃遠足でしたんだけど……私が「付き合ってる」と言っていいんだろうか?
「……あいつはさ、付き合ってるって事実が欲しいんだよ。付き合ってるって事実さえあれば他の人と会話も合う。」
鬼塚さんは鼻で笑った。
「いつからだろうね、あいつが道を踏み外しちゃったの」
……きゅ……
急に重い話!!
鬼塚さんが苦手なタイプとかじゃなく、話してると私の良心が痛む……
少しずつ変になってく中途半端な恋、続きます。
改めて宜しく、鬼塚さん。