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めんたま
84
𝓉𝓊𝓀𝒾
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1. 総体当日・朝
今日は呪闇中学校の総合体育大会。
各部活動が地区の代表を決める大切な大会だ。
呪闇中学校には、ある有名な噂がある。
「2年A組のあいつらが出場する競技は、絶対に負けない」
それほどまでに16人は各部活動で圧倒的な実力を持っていた。
朝7時。
学校の正門前に16人が集まっていた。
怪「……眠い」
晴夜「また寝てないのか?」
怪「寝たって」
龍聖「絶対嘘だろ」
山斗「お前ら卓球部、今日何時から?」
怪「8時半」
龍聖「俺も」
晴夜「同じ」
涼太「テニスは9時」
勇真「俺らだな」
明「眠い……」
涼太「お前もかよ」
勇真「まあ、勝てばいいんだろ?」
玲王「簡単に言うね」
2. それぞれの部活動
今回の総体には、先輩も後輩も全員参加する。
16人は2年生だが、各部活動では後輩たちからも頼りにされていた。
部活動
2年A組の出場メンバー
卓球部
怪・晴夜・龍聖
バスケ部
山斗・正尊・勇斗・雪斗
サッカー部
志道・遥真・武
テニス部
勇真・明・涼太
剣道部
大牙
バレー部
大翔・玲王
それぞれの部活には3年生の先輩と1年生の後輩がいる。
そして、どの部活でも共通していることがあった。
先輩「今日も頼むぞ!」
後輩「先輩たち、お願いします!」
A組「おう」
3. 卓球部・怪、晴夜、龍聖
卓球会場。
卓球部の後輩たちが準備をしていた。
後輩A「怪先輩!」
怪「ん?」
後輩A「今日もシングルスとダブルス、お願いします!」
怪「おう」
先輩「怪、晴夜、龍聖。今日は頼んだぞ」
晴夜「任せてください」
龍聖「優勝以外ないでしょ」
試合開始。
怪の試合。
相手選手は強豪校の3年生。
審判「試合開始!」
相手が強烈なドライブを打つ。
怪は冷静に返球。
相手「!?」
怪「……それだけ?」
観客席がざわつく。
結果は怪の圧勝。
続いて晴夜、龍聖も勝ち進む。
ダブルスでも息の合ったプレーを見せ、卓球部は優勝。
後輩たち「やったぁぁ!!」
怪「うるせぇ、耳痛い」
晴夜「嬉しいくせに」
怪「別に」
4. バスケ部・山斗、正尊、勇斗、雪斗
バスケ会場。
山斗「おい、走れ!」
勇斗「分かってる!」
正尊「山斗、右!」
山斗「任せろ!」
雪斗は相手の動きを冷静に見ていた。
雪斗「次、左から来る」
山斗「了解」
正尊がパスを出し、勇斗が受け取る。
そしてシュート。
ゴール!!
後輩「勇斗先輩、ナイスです!!」
勇斗「だろ!」
最後の試合。
相手チームも強豪だったが、A組の4人は最後まで集中を切らさなかった。
試合終了。
優勝
バスケ部も優勝。
山斗「まあ、当然だろ」
正尊「油断するなよ」
勇斗「次も勝つ!」
雪斗「もう終わったよ」
5. サッカー部・志道、遥真、武
志道「遥真!」
遥真「はい!」
武「こっち!」
志道がボールを運び、遥真にパス。
遥真は相手をかわして武へ。
武がシュート。
ゴール!!
後輩たち「武先輩!!」
武「よっしゃあ!」
志道「まだ終わってねぇぞ!」
最後まで攻め続け、試合終了。
サッカー部も優勝。
遥真「やったね!」
志道「当然だろ」
武「腹減った!」
志道「お前そればっかだな」
6. テニス部・勇真、明、涼太
勇真「よし、行くぞ!」
涼太「声でかい」
明「……眠い」
先輩「お前ら、集中しろよ」
勇真「はーい!」
明は普段の眠そうな表情とは違い、試合になると集中力が一気に高まる。
涼太は相手の癖を見抜き、勇真は思い切りのいいプレーで攻める。
それぞれの試合で勝ち進み、決勝へ。
最後のポイント。
勇真がサーブを打つ。
相手が返す。
涼太が拾い、明が決める。
試合終了。
テニス部も優勝。
勇真「っしゃあ!」
明「帰って寝たい」
涼太「まず表彰式」
7. 剣道部・大牙
大牙は防具を身につけ、静かに竹刀を構えていた。
先輩「大牙、頼んだぞ」
大牙「はい」
相手選手が構える。
審判「始め!」
大牙は無駄な動きをしない。
相手の動きを見極め、一本を決める。
その後も勝ち進み、決勝でも勝利。
剣道部優勝。
後輩「大牙先輩、すごいです!」
大牙「……ありがとう」
8. バレー部・大翔、玲王
大翔「玲王!」
玲王「はいはい」
大翔が高くトスを上げる。
玲王が跳ぶ。
強烈なスパイク。
床にボールが落ちる。
後輩「玲王先輩、ナイス!!」
大翔「次も決めろよ!」
玲王「もちろん」
決勝戦も接戦だった。
しかし最後は大翔のブロックから玲王のスパイクにつながり、勝利。
バレー部も優勝。
玲王「お疲れ様」
大翔「おう!」
9. 全競技、優勝
夕方。
総体の閉会式。
呪闇中学校の名前が何度も呼ばれる。
卓球部、優勝。
バスケ部、優勝。
サッカー部、優勝。
テニス部、優勝。
剣道部、優勝。
バレー部、優勝。
全6競技・完全優勝
16人が集まっていた。
勇真「全部勝ったな!」
山斗「当たり前」
武「腹減った!」
明「俺も」
怪「うるせぇ」
晴夜「怪、お前も昼から何も食べてないだろ」
怪「……別に」
龍聖「絶対腹減ってるじゃん」
涼太「帰りに何か食べていくか」
玲王「賛成」
10. 1年生たちの反応
1年生たちは表彰式を見て驚いていた。
1年生A「え、待って。あの人たち全員2年A組?」
1年生B「そうだよ」
1年生C「全競技優勝って何!?」
1年生D「しかも先輩も後輩も一緒に優勝してる……」
1年生A「2年A組って問題児なんだよね?」
1年生B「うん」
1年生C「授業サボったり、喧嘩したり、先生から逃げたりしてるんだよね?」
1年生D「なのに大会では全部優勝……?」
そこへ、怪たちが通りかかった。
1年生A「怪先輩!」
怪「ん?」
1年生A「優勝、おめでとうございます!」
怪「おう。ありがと」
1年生B「すごかったです!」
怪「そりゃどうも」
晴夜「お前ら、応援してくれてたのか?」
1年生たち「はい!」
龍聖「ありがとうな」
山斗「来年はお前らも頑張れよ」
1年生たち「はい!!」
怪たちはそのまま歩いていった。
1年生A「……やっぱり2年A組ってすごい」
1年生B「怖いけど、かっこいいよな」
11. 帰り道
怪「疲れた」
晴夜「お疲れ」
龍聖「今日、怪の試合めっちゃ盛り上がってたな」
怪「知らねぇ」
山斗「俺らもだろ」
勇真「明日学校休みにならねぇかな」
涼太「なるわけないだろ」
玲王「総体で優勝したんだから、少しくらい休ませてほしいよね」
武「先生に言ってみるか!」
雪斗「無駄だと思う」
怪「……明日も学校かよ」
晴夜「そうだな」
怪「だりぃ」
16人は笑いながら帰っていった。
呪闇中学校は総体で全競技優勝。
しかし、学校の先生たちにとっては別の問題があった。
大会では学校の誇り。学校生活では学校最大の悩みの種。
それが2年A組だった。
コメント
1件
おつかれさま!第5話読み終えたよ〜。全6競技完全優勝とか圧巻すぎるだろ🔥 しかも全員2年A組とかヤバすぎるでしょ!それぞれの部活の動きとかキャラの掛け合いがテンポ良くて、特に怪の「うるせぇ」連発しながらちゃんと感謝してる感じとか、武の腹減った連呼とか、らしさ出まくってて好きだわ。1年生が「問題児なのにすごい」って困惑してるのも笑った。先生たちにとっては悩みの種ってオチも含めて、めっちゃ楽しかった!ただ野球部はいないんか〜い!ってツッコミ入れたくなったけど(笑)次も楽しみにしてるわ🔥