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今日は文化祭。
私はお化け屋敷でゾンビ役をやることになった。入ってきたお客さんを一番に驚かせるのだ。私はわくわくしながら入り口近くにスタンバっていた。
すると、さっそく客が入ってきた。わっと驚かせようとした時、ゾンビがお客めがけて襲ったのだ!
(あれは…本物のゾンビだ!!)
私は大急ぎで逃げようとした。その時、ゾンビに足をつかまれた!!
「イャァァァァァァ!!!」
私は叫んだ。もう怖くて怖くてしょうがなかった。必死にゾンビから逃げようとすると、今度は腕をつかまれた。
「あぁあ、あの、ト、ト、トイレに…行くんです!!」
それでもゾンビに言葉は通用しない。食べられる…!!
──と思った瞬間、部屋の電気がついた。そして、
「誕生日おめでとう!!」
(…え?)
私は愕然としていた。
なるほど。これはサプライズドッキリだったらしい。その後、私は友達と遊んでいた。
6時頃になると、私たちはそれぞれ家に帰った。今日は楽しかったなと家に向かって歩いていると、何かの気配がした。最初は気のせいだと思っていたが、それは段々私に近付いてくるようだった。私は勇気を持って後ろを向いた。そしてそこには…
本物の…ガチの、ゾンビがいたのだった。
「…っていう夢を見たのよ!」
彼女は怪談話をするかのように昨日の夢を私に話してくれた。
「へぇーやば」
「でしょ?」
「それさ、小説書いてあげようか?」
「え!!まじ?おねがい!」
「OK !」