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うわぁぁぁぁぁ!!!最高すぎ!!!!現実でも絶対キヨ優しいもん!!!!神かよぉおぉ!!!!
⚠短いです。 ⚠腐要素少ないです
ふんわりと月明かりが足下を照らす
今日は大きなお月さまで丸い綺麗な形の満月だった。
そんな中、やたら縦にだけ長い隣のやつとぼんやりしながら歩いていた。
コンビニに行って、買い物をして
気晴らしに二人でゲームをしようと思い、今はコンビニへと足を運んでいた。
相変わらずコイツの背の高さには嫌になる。
まぁ、それも今となってはどうも思わなくなってしまった自分もいるんだけど。
静かな一本道を黙りながら、頭の中で自問自答をした。
そして普段なら見ないが、ちらっとそいつの頭を見る。
真っ黒に染められた黒髪。
なんだか、前までの赤い襟足が消えていて少しだけ寂しい。
そう思い、自分の明るく染めたプリンのような髪を触ってみる。
なんか…俺だけ浮いてるみたいだなぁ。
物悲しい気持ちになり
ふと、足下を見ると靴紐が解けていた。
新しい靴ではなく、いつもの履き慣れた靴で、そのよれた靴紐を結ぼうと思い口を開く。
「ごめん、先行っといて。靴紐解けた。」
「ん」
たった一言応えるとそいつは歩き出した。
はぁ…そこは止まるとかの優しさはないのか…
呆れながらしっかりと靴紐を結ぶ。
そして立ち上がると疑問が湧いた。
あいつ、あんなに歩くの遅かったっけ
俺がいつものペースで歩くと簡単に追いついてしまう距離。
唐突な優しさにくすっと小さく笑いそうになる。
あー…お前、根はやっぱり優しいんだな
キツく結んだその靴で俺は早歩きでそいつに駆け寄ってやった。
fin.
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