「ふーくん!!あのね、今日ね、ふーくんの絵を書いたんだ!!」
「おー!うまいねぇ〜!さくちゃんは本当に絵が上手いよね。」
「えへへー!ありがと~!!」
まただ、何回も見たこの夢。
名前はふーくんで、私よりも年が上の男の子。
たしか、私が年長の時にふーくんが住んでいたとこを、引っ越したのを覚えている。
だからそれっきり会っていない。
でも、私はどこかで会えると信じている。
だって、ふーくんは引っ越しする日に私にこう言ったのだ。
「絶対、また会えるよ!!だから、約束しよ!また会ったら、結婚しよう!」
年長の時の私はこう言われても何を言っているのか分からなかった。
でも、小さいながらにも「約束」と言う響きが嬉しかった。
「てか仕事じゃん。早く準備しなきゃ。」
時計の針は午前6時半を指していた
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