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229で止めた天使です← あと♡1押しますか?どうしますか?((
白side
白「やっべぇ…お酒のみすぎた…」
夜の街をふらふらと歩く
目的なんてない、強いて言えば、日々のストレスを発散するためだろう
しばらく歩くと、路地裏についた
誰もいない、静寂だけが広がる路地裏には、ネズミや猫がいた
白「ネコ…元気やなぁ…」
そう呟いて虚空を見上げる
ふと視線を落とすと前から見慣れた水色の君が走ってくるのがわかった
…君に 此処《夜の街》は似合わないのに
♢ ♢ ♢
今日は少しだけ、散歩しようと思ったんだ
頑張って今日だけちょっと遠い夜の街まで歩いていった
一通り街を歩いたあと、路地裏で見慣れた君の姿を見つけた
その姿はすごく疲弊していて、思わず声をかけたんだ
水「しょ~ちゃん…?」
君はすぐに僕の方を向いた
白「いむくん…なんでここにおんねん… 」
水「お散歩だよ!それよりもしょーちゃん一緒に帰ろうよ!」
きっと君なら一緒に帰ってくれるよね!
白「…一人で帰りぃや」
水「そんなこと言わずにさ!僕と帰ろうよ!」
きっと君は良いよっていってくれるよね
♢ ♢ ♢
白side
白「目障りやねん、」
僕がそう呟くと君は、ひどく傷ついた顔をした
…ごめんその言葉が喉の奥でつっかえてる
君はすぐに振り向き走って帰ってしまった
…ごめんな、俺なんかが、相方で
♢ ♢ ♢
水side
水「…ぁ…そう…だよね!ごめんね!またね! 」
きっと今の僕は酷い顔をしているんだろう
そんな顔、君には見せたくないや
大事な親友から、相方からのその言葉が、僕の心 に刺さるんだ
♢ ♢ ♢
白side
今日は朝から収録があった、珍しく外でロケをするようだった
ただ、いつまでたっても君は来ない
桃「しょうちゃん、いむに連絡してくれる?」
白「…っあぁ…おんええよ」
白〈早よ来いや
少しだけ、いつもより強く短くメッセージを書いた
君はどんな顔をするのだろう、いや、きっと僕のことなんて気にせぇへんよな
♢ ♢ ♢
水side
…スマホの通知がなった
君からだった
早よ来いや、と簡単に完結されたメールだった
なんだ、てっきり優しく教えてくれるのかと思った
…君はもう僕が嫌いなのかな
ただ、君へメールを返すのが癪に触って
既読だけつけて、無視をした
変わりにないちゃんに
水〈体調悪いから遅れる とだけおくった
♢ ♢ ♢
桃side
…ぜっっったいなにかあった
いむが来てからしょにだの態度が明らかに悪くなった
…ほんっと…すぐ仲直りしてくれよ…
♢ ♢ ♢
白side
笑顔で話してるないちゃんといむくんに少しムカつ いて、
いむくんからリーダーを引き剥がした
白「ないちゃん、一緒に自販機行こうや」
張り付けた笑顔で君の話し相手を奪う
桃「あ、うん、いいよ」
ふと君の顔を見た
君の水色の瞳からは透き通った水が溢れだしていた
…泣いている?君の顔を見て数秒たってから理解した、君は泣いていたのだ
…ちゃう、泣かせるつもり…なんて
いや、こっちは悪ない、俺は疲れとるだけや
♢ ♢ ♢
水side
ないちゃんと話しているときだった
君が割り込んできて、リーダーにこういったんだ
白「ないちゃん、自販機行こうや」
張り付けた笑顔で話してる君を見ると、少し涙が溢れてきた、
徐々に君の顔が曇っていく
…困らせちゃった…かなぁ…
ううん、全部悪いのは君だから、
♢ ♢ ♢
桃side
桃「で?いむと何があったの」
あまり介入するのはよくないが、これはきっと彼らにとって史上最大の大喧嘩なのだろう
でも、白い兎はこう答えた
白「別に、なんともないわ」
…なんともないわけないだろぉぉぉッッ!なんて心の中で叫ぶ
桃「とりあえず、仲直り頑張って 」
白「…おん」
♢ ♢ ♢
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欲張りますよ…私は