今回依頼を受けたのは、若く綺麗なお嬢様だった
どうやら屋敷に住む怪物を追い払って欲しいらしい
『以前から屋敷に怪物が巣食うっているです勝手に冷蔵庫の食べ物は、食い荒らされるし夜になると他の仲間とどんちゃん騒ぎ姿は、見たことないですが悪いやつです』
怖くないらしいただ迷惑だからどうにかしてくれと言うことらしい害虫駆除業者みたいだなそう思った
『分かりました明日伺います』
『はいお願いしますでは 』
よし明日に備え今日は、寝よう、そういやギャラ聞くの忘れたな
まぁ嬢さんだから結構貰えるだろ
ー翌日ー
『さぁ行くかな』
車に乗り込み屋敷に向かう片道三十分遠くも近くもない微妙だ、向かってる途中考えたが家に忍び込む怪物…まさかお嬢様ってアライグマ見たこと無くてそれを怪物だと思ってるんじゃないだろな
ー三十分後ー
『着いたけどやはりデカいな』
目の前には、とても大きな屋敷が広がっているそんな屋敷に唖然していると奥の方から執事らしき者がやってきた
『お待ちしておりましたシャーロック様さぁ中へどうぞ』
穏やかで優しい声がしたそのまま導かれるままに屋敷の中に入ると中も凄かったゴージャスな、御屋敷だったそのまま一つの部屋に入れられた
そこには、依頼主のお嬢様が居た詳しく聞くと怪物は、夜に現れるらしい冷蔵庫を漁って困っていると事務所で聞いた話と同じだった
それまで暇つぶしに怪物の正体を探る事にした
調べた結果多分妖怪巣食い虫、勝手に家に上がり込んでは、冷蔵庫の物などを漁る妖怪らしい
夜にならないと現れないらしいのでちょっと一眠りすることにした
ー9時間後ー
『ん?よく寝た今何時…ちょっと寝すぎたかなでも丁度いい丁度巣食い虫がでる時間帯だ』
そして冷蔵庫の方に行くと案の定そいつが居たバレないようにそーと首根っこを掴んだ
『うぎゃぁうぎゃ』
鳴き声を発しながら暴れていたがそれも黙らせたここで祓うのは、流石に可哀想な気がしたが他の家に忍び込んだら迷惑だし…としばらく考えた結果、その間もそいつは、ずっと命乞いしている、人間の家に忍び込んだら電気を流れるようにしたこれで迷惑も、落ち着くだろうと思い屋敷の外に出てそいつを逃がした凄い勢いで逃げていった
帰って寝ようとすると、ものすごい霊力を感じだ異様な寒気、霊力、妖気を感じる
『な、なんだこの異様な寒気と妖気、それに霊力も感じる、なんだ!?』
そして一瞬ものすごい霧がかかったその霧が晴れるとその霊力の正体が、居た
身体は、黒く、腕は、四本それぞれ違う形をしている顔は、見えない赤い目が光っているだけ
俺は、そいつに見覚えがあった多分
『黒阿修羅ッ!』
日本大妖怪章にひっそりと載っていた大妖怪の1体酒呑童子などが目立っていたが黒阿修羅、こいつもやばかったこいつに出会った者は、一人たりとも帰ってくる事は、無かったというか妖怪だ
絵で見た時と違うが完全にこの霊力は、大妖怪そういう事が分かった
しかし放っておけば屋敷がお嬢様が危ない、いやそれより街が危ない、だからやるしかない
今回の依頼一筋縄では、いかなそうだ
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