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#デスゲーム
Mr.J
154
しょうまる
観測者l!!@人狼ゲーム中
98
スダはそんな彼らを観察するように見回しながら、再び口を開いた。「誰かが言ったでしょう? 『秘密が露見したとき、大惨事が起きる』って。今までは誰も触れなかったことに目を向けてみたらどうですか?」
葉月はその言葉に反射的に声を荒げる。
「それを話したからこそ殺し合いが起きたんでしょ?!」
その瞬間、葉月に向かって華子が小さく笑い出した。
「……あなたはほんと余裕があるわよね……そりゃ花形アナウンサーが確約されてる……部活の中でも姫のようにもてはやされて……」
葉月はその言葉に顔色を変えた。ハルキや源喜が驚いたように華子を見る。
「華子、どういうこと……なんでこんなときに?」
葉月は困惑している。
「そうだぞ、華子……お前、嫉妬じゃないか?」
源喜が口を挟む。
しかし、華子は鼻で笑うように肩をすくめた。
「嫉妬? それはどうかしらね。でも……私には分からないの。どうして葉月だけ、みんなからそんなに愛されるのかって」
その言葉に葉月は怒りの表情を浮かべるが、反論できず、拳を握り締めているだけだった。華子は冷たく話を続ける。
「何もかも手に入れて、誰からも憧れられて、それでも、あなたはその立場を当たり前のものだと思っている。ねえ、葉月。あなたは何も知らないでしょ? 誰かを下に見ることで自分が守られているってことに、気づいてないだけじゃないの?」
葉月は反論しようと口を開きかけたが、明らかに動揺を隠しきれていない。
ハルキが慎重に声を上げる。
「華子さん、何を言ってるんだ? 葉月さんがそんなことを考えるなんて……」
だが、華子はハルキを鋭く見つめ、冷笑を浮かべた。
「ねぇ、ハルキくん。あなたって、葉月に惚れて盲信してるだけよね。分かってる? あの人が裏でどんなこと言ってたか」
その言葉にハルキはぎくりとしたが、「そんなはずはない」
と思いたい気持ちで、口を閉ざしたままだった。
教室の空気がピンと張り詰めた。
華子は葉月の顔を見据えながら、低い声で続けた。
「葉月が覚えていないのなら……私が代わりに言おうか。源喜くんにこう言ったんでしょ?『ハルキくんは少し優しくしただけでデレデレしちゃって、あの人ってちょっと気持ち悪いよね』って」
その言葉が教室中に響き渡った。葉月は完全に顔を伏せ、肩を震わせた。ハルキの顔が固まる。
「葉月……本当に、そんなことを……?」
ハルキの震える声に、葉月は答えられない。ただ唇を噛んでいるだけだった。源喜が険しい顔で葉月を睨む。
「ああ、確かに言ったな……。そんで俺たちは、ハルキを調子に乗りやがってって笑いものにした……そのきっかけを作ったのは、お前だったんだよ、葉月」
葉月は絶望したように頭を抱える。
「違うの! そんなつもりじゃなかったのよ! ただ、あの時は」
「ただ?」
華子が冷たく笑った。
「そうやって自分だけいい子ぶって、誰かを犠牲にしてきたんでしょ? ねえ、葉月。あんた、自分がどれだけ人を傷つけてるか、本当に分かってるの?」
葉月はその言葉を否定しようとしたが、何も言えなかった。その場にいる全員の視線が自分に向けられる中、葉月の目から涙がこぼれ落ちる。
「ハルキくん……ごめんなさい……」
その謝罪に、ハルキは呆然と立ち尽くしていたが、やがて震える声で言った。
「……葉月さんがそんなことを言ってたなんて……知らなかった。でも、ああ……全部、繋がったよ。なんで僕が三年間、あんな目に遭ったのか……全部」
その言葉に、教室の空気がさらに重くなった。誰も声を出せない中、突然、椅子を蹴倒す音が響いた。
全員が驚いて振り向くと、富弥がゆっくりと立ち上がっていた。
「もういい……」
富弥の声は低く、震えていた。
「お前ら、全員……黙れ」
その手には、いつの間にか鋭いナイフが握られている。
コメント
1件
えっ、ちょっと待って……まさか葉月があんなこと言ってたの? 華子の暴露シーン、ゾワッとしたわ。ハルキの「全部繋がった」が重すぎる……。で、最後の富弥のナイフ! もう空気がピリピリしすぎて息止まっちゃったよ。続きが気になりすぎる🔥